私はLibreOfficeを使っていますので、表計算はCalcです。Excel互換なので、Excelの説明使えますし、Excelデータも呼び込めます。ネットで困ったことはありません。
上場企業には全て4桁のコードが付けられており、通常は銘柄の検索にコードでも利用できるようになっています。インターネット上では多くのサイトにコード表が掲載されていますが、以下のサイトではCSV形式で提供されています。私の使用方法も載せましたので、参考にしていただければ幸いです。
最初に上場銘柄の株式につけられている4桁のコード番号から銘柄名を表示するコード表を入手します。コード表は色々出ていますが、下記サイトではcsv形式でダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルを開くとA列にコード、B列に銘柄名が入っていて、シート名は「companylist」でした。私は「companylist」であったシートを「コード表」に改名し,「保有銘柄」と名付けたシートを追加しました。
上記がコード表のシートです。新しいシートを追加して、保有銘柄としました。
保有銘柄シートは
で、データを入れたものです。コード番号を入れると銘柄名を自動表示するようにしました。
保有銘柄シートの設定を説明します。[A]全体を反転し(指定し)上の欄の データ(D) を選択
すると下記のウィンドウが開きます。
上から11番目の 入力規則(V)を選択し、入力値の種類(A)を選択、ソース(S)に $コード表.$A$2:$コード表.$A$4258 と入力しました。ソースの左端のアイコンを指定することで、実際を見ながら入力することもできます。この欄にはコード表シートのコード以外は入りませんので、随分誤入力がっ減ります。
銘柄欄に =IF(A2>0,VLOOKUP(A2,$コード表.$A$2:$コード表.$C$4261,2),"") とすれば銘柄名が表示されます。
画面で銘柄名が確認できるので、誤入力は起こらないはずです。データベース的な表計算の使い方が完成です。
コードをプルダウンメニューから選択することもできますが、コード表は非常に大きいので直接コードを入れます。これは1例ですが、選ぶものが少ない場合は選択入力のほうがその場で入れられるので、簡便です。
IF関数にVLOOKUP関数を入子にすることで、エラー表示がでなくなります。IF関数は論理関数の基本です。VLOOKUP関数は表計算をデータベース的な使い方をする場合に便利です。
各関数を説明しているサイトをそれぞれ1つづ上げてみます。
Excel VLOOKUP とは? 関数の使い方を徹底解説 - Microsoft for business
エクセルのIF関数の使い方|複数条件の設定など基本から応用まで - リテラアップで仕事効率化 (litera.app)
銘柄名は通常日本語で入力しますが、長かったり、よく似た名前があったりします。コードでは4桁数字を入力します。4桁数字なので、簡便です。銘柄名は即時に表示されますので、確認が出来ます。