そして霊妙についても同様に調べた。
人知でははかり知れないほどに、奥深くすぐれていること。神秘的な尊さをそなえていること。また、そのさま。「—な楽の音」「—不可思議」
動物を分類する上で、人間が属する分類を霊長と名付けるなんて、人間はおこがましいものだ。
ちなみに霊長類の英語名はPrimateであり、Primateはキリスト教聖職者の高位の役職名としても用いられるそうだ。
人間が他の動物と比べて、一体どこが優れているのだろうか。人間が持つ知性も社会性もアリ以下だというのに。
人間が農耕や牧畜を始める遥か以前から、アリはすでにそれらを行っていたのだ。
農耕をするアリとしてハキリアリがある。ハキリアリは木の葉を巣に持ち帰る習性を持つが、木の葉を食べるのではなく木の葉を使ってキノコを栽培してキノコを食べるのである。
牧畜の例としては、アリとアブラムシの関係がある。アリはアブラムシの蜜を食べる代わりに、テントウムシなどの外敵からアブラムシを守るのである。
他にもミツツボアリやグンタイアリやシロアリ(シロアリはアリと名が付くがゴキブリの近縁種)など、アリは高度な社会を構築している。
アリの近縁種のハチでも、ミツバチにしろスズメバチにしろ、ハニカム構造の堅牢な住居を建築して高度な社会を営んでいるのだ。
話を人間に戻すが、人間のいったいどこが優れているのだろうか。
樹上生活をしているサルが進化の過程で奇形を起こして、後ろ足の指が退化しただけだというのに。
後ろ足の指で木の枝を掴めなくなった結果として、ジャングルから草原へと生活の場を移して、前足で物をつかむ習性を得ただけだというのに。
それだけのことで、人間が万物の霊長とは、思い上がりも甚だしいことである。
こうした傲慢なる勘違いを改めて、人間が他の生物と調和して地球環境を守って生きていくためには、まず霊長類という呼称をやめるべきだろう。
「おこがましさ」とかいう人間しかもってない感覚で、概念の呼び名を変更しようなどとするべきではない。動物誰もそれを求めてない。 歴史的事実に物理的現実のみ配慮せよ。 い...
そうだね 「優性遺伝」 「劣性遺伝」を「顕性遺伝」 「潜性遺伝」に言い換える必要もないよね
それは物理的事実に配慮して変えたやつだろうが まあでもお前からはちゃんと話が通じる人の気配を感じる そういう指摘とか疑問だったらこれからもしていけ。中二なんだからな。