初日は灼熱、二日目は土砂降り…と聞けば、<JOIN ALIVE 2017>は過酷でヘビーなフェスだったと思われそうだけれど、7月の北海道岩見沢というロケーションは、ドピーカンの太陽光線も駆け抜ける風も降り注ぐ大粒の雨も、結局は全て心地よいものだった。 野外フェスの音空間は、天候の変化によってさまざまな顔を見せてくれる。大自然が引き起こすステージ特効は、その時その時に思いもよらない化学変化をもたらすわけで、雨足が強まるたびにブチ切れる盛り上がりをみせたベリーグッドマンも、雨が次第に遠のいていく様子がまるで演出のようだったNakamuraEmiの素晴らしいパフォーマンスも、<JOIN ALIVE 2017>が見せてくれた奇跡のワンシーンのひとつだ。 大小5つのステージに80組ものアーティストたちが結集、同時多発的に様々な場所でオーディエンスから高テンションな笑顔を引き出した今年の<JOIN A
