キシリトールは、糖アルコールの一つで、白樺やトウモロコシの芯を加工してつくられます。糖アルコールには、ソルビト−ル、マルチトール(還元麦芽糖)、エリスリトールなど多くのものがあり、いずれもむし歯を起こさない甘味料として、広く使われています。 エリスリトール以外の糖アルコールは、大量に食べると一時的に下痢を起こしますが、糖アルコール自身は果物等にも多く含まれ、また、歯磨剤の中には、ソルビト−ルを35%も含むものもあります。 キシリトールはむし歯を起こさない甘味料です。 しかし、これまでもソルビト−ル、マルチトール、エリスリトールなど、キシリトールと同様にむし歯を起こさない糖アルコールは多く使われています。これらの糖に比べて、キシリトールだけがむし歯を起こす力が低いわけではありません。 1996年8月、米国のFDA(食品医薬品局)は、食品に「Does not promote tooth dec