サッカーのアジア杯準決勝の日本―韓国で、先制のPKを決めた韓国MF奇誠庸(セルティック=スコットランド)が猿の物まねをした問題で、日本協会は27日、「日本人に対するパフォーマンスではなかった」という韓国側の説明を受け入れ、公式抗議をしないことを決めた。 日本協会は韓国協会に対し26日、本人への聞き取り調査を行うよう要請し、回答を得た。奇誠庸は「スコットランドのリーグで、アウェー戦の相手ファンから猿呼ばわりされた経験があり、それに対してやったこと」と説明し、韓国協会は「結果として(日本人蔑視との)誤解を与えたのは申し訳なかった」との謝罪も添えた。