最近、どうもラジオが再評価されているようだ。このラジオとは実用化試験放送ながらも4月から局数を増やしているデジタルラジオではなく、これまで通りのAM/FMラジオ。筆者の周りだけの現象かと思いきや、オリンパスイメージングのHDDラジオ「ラジオサーバー VJ-10」のレビュー記事が人気を博したことからも、世間一般的にラジオを再評価する機運はあるようだ。 ただ、「ラジオを聴く」という行為が旧来のスタイルのままで再評価されているというより、「ラジオのコンテンツ」が再評価されているというべきかも知れない。より正確に言えば、ラジオのコンテンツを時間的/場所的な制約なしに楽しみたいという需要が表面化したのだろう。 ラジオを録音して別の時間/場所で聴くというスタイルは以前から存在しているが、AMラジオについてはまだ録音メディアの主流はMDにとどまっている。PCの利便性とAM/FMラジオ録音を融合させた製品
「USB AM/FM RADIO」の価格は6,980円。製品には専用の二股ケーブルとFM放送受信用の外部アンテナが付属 サンコーの「USB AM/FM RADIO」は、その名称からもわかる通り、パソコンでAMおよびFMラジオ放送を聴くためのアイテムである。外部の電源やアンテナは不要、受信用のソフトウェアをインストールしたパソコンに付属ケーブルで接続するだけという手軽さが大きな特徴だ。しかも、受信中の音声をWMAまたはWAV形式で保存できるほか、日時を設定した予約録音が可能。シンプルながら使い勝手の良いパソコン用ラジオと言えそうだ。 本体は110×17×91mm(幅×奥行×高)で、長方形のパネル型。文庫本の半分ほどのサイズで、車のダッシュボードに置くGPSアンテナのようにも見える。色は光沢のあるホワイト。ボディの周りを取り囲むように透明なアクリルの縁取りがついており、底面に取り付けるスタンド
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