対談者プロフィール Dain 書評ブログ「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」(スゴ本)管理人。「その本が面白いかどうか、読んでみないと分かりません。しかし、気になる本をぜんぶ読んでいる時間もありません。だから、(私は)私が惹きつけられる人がすすめる本を読みます」 読書猿 「読書猿 Classic: between / beyond readers」管理人。正体不明。博覧強記の読書家。メルマガやブログなどで、ギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、陽の当たらない古典から目も当てられない新刊までを紹介している。人を喰ったようなペンネームだが、「読書家、読書人を名乗る方々に遠く及ばない浅学の身」ゆえのネーミングとのこと。知性と謙虚さを兼ね備えた在野の賢人。著書に『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)。 谷古宇浩司 株式会社はてな 統括編集長/
ニューヨーク公共図書館(NYPL)のシュワルツマン・ビルディング前に設置された2体のライオン像が、9月より修復されることが分かった。 NYPLによると、工事は9月2日より9週間行われる。像はテネシー州のピンク大理石で造られており、レーザーでクリーニングされ、ボディに入ったヒビを修復する。 修復費用は25万ドル(約2,600万円)で、後援者などの寄付金や、ニューヨーク生命財団(The New York Life Foundation)の助成金で賄われる。 ©mashupNY アイリス・ワインシャル (Iris Weinshall) COO(最高執行責任者)は「ライオンたちは寒い日も雨や雪の日も外にいる。7、8年に一度スパに行かねばならないのです。」と保全の必要性について、地元紙amNewYorkに語った。バスや車の排気ガスなどでも大理石の劣化は早まるという。直近では、2004年と2011年に
フレデリック・ワイズマンの新作『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を見てきた。ニューヨーク公共図書館を撮った3時間半くらいある大作ドキュメンタリーである。 www.youtube.com 私はワイズマンの所謂「壁のハエ」風な撮り方(壁にとまってるハエみたいに一切介入しないで撮るやり方で、あまり説明がないので尺が長くなったり、わかりづらくなったりもする)は別にそんなに好きでもないのだが、これは大変面白かった。委員会の会議とか社会教育活動、アーカイヴの運営などをじっくり撮ることで、図書館がいかにニューヨーク市という共同体に貢献し、社会を支える上で不可欠なインフラであるかが描かれている。ニューヨーク公共図書館は単なる本の置き場ではなく、PC教室、公演、市民生活についてのミーティングなどさまざまなことを行っており、市民にあらゆる知識への道を開き、就職とか健康維持なども含めた総合的な支援を行
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映画「ニューヨーク公共図書館」が今話題となっている。多くの新聞や雑誌でも取り上げられていて、東京、大阪など大都市の映画館が満員御礼と聞く。しかし、淡々と描かれたドキュメンタリーはかなりな長編だ。地味でどこか暗いイメージを持たれることの多い図書館が、なぜこんなに注目されているのだろう。 そう思って映画を見た私は1回目は見ているだけだったのが、2回目には思わずメモを取る手が止まらなくなった。分館を含めれば全部で90館を超える図書館で繰り返される、多様なサービスの模様が淡々と映し出されていく。「人力グーグル」のように電話で市民からの問い合わせに即座に答える辣腕(らつわん)の司書たち。がんに関わる本を読み込む中年男性。就職のための仕事を紹介するイベント、シニアのダンス教室、小説家や科学者の講座など。市民の喜怒哀楽にあふれた顔のラッシュが画面にあふれる。 図書館というよりも人が集う公民館にも近い気が
アートや文化をテーマとした映画の上映とトークショーを行う企画「第5回アートサロン」が13日、岐阜市日ノ出町のシネックスであり、ドキュメンタリー映画「ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス」(2017年)を題材に、岐阜市立図書館の吉成信夫館長が魅力ある図書館像について語った。 ニューヨーク公共図書館は、分館などを含め92の図書館で構成する世界有数の図書館。「知の殿堂」と言われる一方で、地域密着活動にも手厚く取り組んでおり、インターネット時代の新たな図書館像として注目されている。映画は3時間25分の長編で、巨匠フレデリック・ワイズマンさんが監督を務めた。 市立図書館が入るみんなの森ぎふメディアコスモスも、独自の図書館像を示し国内外から注目を集める施設。吉成館長は「図書館は単に本を貸すだけの収蔵庫ではない。人と人が出会い、対話を深める場所としての機能もある」と強調する。「今後は、生活や暮らしに近
・・・そういえば、芝居は「観劇」、では映画は? 「視聴」でいいの?? というくらいのていたらくでふだん映画を観ず映画リテラシーの低いegamidayさんが、それでもこれは観ないわけにはいかないよな、ということで、いま話題のドキュメンタリー映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を観てきました、というメモです。 6月頭に東京・岩波ホールで、7月頭に京都シネマで。映画リテラシーが低すぎて、岩波ホールも京都シネマも入館(「入館」でいいの??)要領がさっぱりわからなかった、わからなかったというか呑みこめなかった(納得できなかった)。 以下、メモ。 ・長い。とにかく長い。 1回目に東京で観たときは、その後の予定に遅れそうだったから途中で退席した、というくらい長い。 監督がそれが必要と判断してそうしてる、っていうのはもちろんわかるんだけど、それにしたって長くないかな。伝えるべきことを伝えるため
トランプ米大統領が再選に向けて動きだした。なりふり構わぬ強硬な「米国第一主義」は、保守層に圧倒的な人気を誇るが、不信と批判の声も全米に響いている。 そんなアンチ・トランプ派の間で話題を呼んだドキュメンタリー映画「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」(F・ワイズマン監督)の日本公開が始まった。 この図書館は、貧富や人種を問わず、すべての市民に膨大な知を提供するだけではない。教育と情報提供で、移民や貧困世帯の支援などにも力を入れる。運営側が重視するのは、知的自由、一部の利用者や価値観を優遇・排除しない包括性と多様性など。確かにトランプ氏が嫌いな言葉が並んでいるような…。 福岡では9月に公開予定のこの映画、日本の図書館の未来を考える時、多くの示唆を与えてくれそうだ。 国内では近年、「にぎわい創出」を掲げた図書館のリニューアルが相次ぐ。「複合施設化」もトレンドの一つ。 九州には、いわゆるツタ
ニューヨーク公共図書館 New York Public Library (NYPL)といえば、古くは『ティファニーで朝食を』の舞台にもなったし、TVドラマのSATCで、主人公のキャリーが本を返しに来て、結婚式を挙げるなら偉人の蔵書が眠るここ、と決めたのもこの図書館の美しい階段。いつか行こう、ニューヨークだし、きっといけるはず……と思いつつタイミングを逃してしまっているが、やはり行かなければならない、と映画を観て決意を新たにした。 映画は東京では岩波ホールが立ち見になるほど満席であったというが、仙台では一昨日の6月28日より「フォーラム仙台」という小さなシアターで公開中。ドキュメンタリー映画の監督として著名なフレデリック・ワイズマンが、世界最大級の図書館の日常を淡々とカメラで追った3時間20分(途中に10分休憩あり)。 有名な本館の大理石のホールや、3階のリーディングルームといった空間の素晴
デンマークの国民食「スモーブロー」を専門に扱うカフェ「スモーブローキッチン」(大阪市北区中之島1、TEL 06-6222-8719)が6月21日、映画とコラボした特別メニューの提供を期間限定で始めた。 人気が高いスモーブロー「獣医さんの夜食」 カフェやレストランを展開するエルワールド(北区)が2016年4月、重要文化財に登録されている中之島図書館内にオープンした同店。スモーブローはデンマークの国民食で、スモー=バター、ブロー=パンという意味。3方面に窓がある設計を生かし、キッチンは店内中央に配置した。客層は8割が女性で、30~50代が多いという。席数は48席で、客単価は約1,200円。 今年2月、店内でディナーショーを開催。クラシックを聴きながら料理を楽しめることから反響も大きかったという。これを受け、6月21日からは映画「ニューヨーク公共図書館」とタイアップし、同店の人気ドリンク「シーズ
劇場情報 ※本編上映時間3時間25分 ※途中休憩あり 都道府県劇場 劇場 電話番号 上映期間 都道府県劇場 劇場 電話番号 上映期間 都道府県劇場 劇場 電話番号 上映期間 都道府県劇場 劇場 電話番号 上映期間 都道府県劇場 劇場 電話番号 上映期間 都道府県劇場 劇場 電話番号 上映期間 都道府県劇場 劇場 電話番号 上映期間
全体を通して「(主に知識を得ることで)より"よく"生きることを願う(あるいは、より"よい"社会を目指す)人たちと、それを全力でサポートする人たち」の話だな、と強く感じました。多様性、デジタルデバイド、就労支援とかも含めて。そう願う人たちがいること、それをサポートする機関があるということが、純粋にいいことだなと思えましたし、自分ももっと自分に何ができるのかを日々考えないといけないなと反省しました。 よく考えるとこれって単純にいってしまうと「生涯学習」のことで、学生の頃はその概念がすごい嫌いだったのに、結局そこに戻ってくるのかと、ちょっと変な感じでした。ちなみになぜ学生の頃、「生涯学習」が嫌いだったかというと、それが「充実した余暇」みたいな文脈で語られることが多かったので、「もっと問題にしなければいけないことがあるだろう」という大2病(高2病)的な反感を持っていたためなのですが、今はそれだけじ
6月13日(木)の夜に岩波ホールで「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」を観た。200人は入るホールに50人程度の入りだった。言われている評判より少ない感じだが、それはどうも終了時刻が21時50分に設定されていることに原因があるようだ。上映時間が3時間25分で途中で5分ほどの休憩が入るのでこういう時間になる。同館のサイトによれば、昼はそれなりの入りのようなので、この時間帯だと見合わせる人が多いのだろう。複数の観た人の話しでは、長いので座布団が必携とか、だんだんと疲れてくる、くらくらしてくるというのと、長いけれども飽きないで観られるというのとがあった。 というわけで、最近こんなに長い映画を観たことがないのでどうなることかと戦々恐々ではあったが、結果的には集中して観続けることができた。しかし、最近は名画座系でも座席は快適なところが多いから、前の座席の人の頭が画面の一部を遮る可能性があるこ
皆さまこんにちは。 こちらでは2017年11月以来の投稿になります。 前回の投稿から1年半の間に職場異動で再び図書館と縁が切れてしまうなどの細かい変化はありましたが、その辺の話は横に置いてひとまず本題にまいります。 はじめに、当方は国内外の図書館業界のリアルな情勢とか統計データとかに関する知識は皆無ですし、故に日米図書館事情の比較なんてことはできません。また、残念ながらニューヨーク公共図書館(以下、「NYPL」)を実際に訪れたこともなく、多少『未来をつくる図書館 : ニューヨークからの報告』を読みかじった程度(はっ、完読していなかったかも?)に過ぎません。このような立ち位置ですので、以下は「批評」ではなくあくまで「感想」の範疇にとどまることをお断りしておきます。 2019年6月1日に神田神保町の岩波ホールにて、フレデリック・ワイズマン監督の『ニューヨーク公共図書館 : エクス・リブリス』を
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