ネット選挙が解禁されて、若年層の投票率アップが期待される今回の参院選。 ユニークな方法で選挙への関心を高めようとしている自治体もある。 分福茶釜の伝説で有名な茂林寺がある群馬県館林市では、市役所や駅前に、1日から「投票へ行こうよ」「あなたの一票、大切に」などと書かれたタスキをかけたタヌキの像が登場。「タヌキがタスキをすれば人目を引く」と、市役所前や東武線茂林寺前駅、館林駅前など6か所で計9体にタスキがかけられた。 高崎市の西部県民局では、入り口に名物の高崎ダルマを設置。2体のダルマの間には選挙期日が書かれたタスキをしたぐんまちゃんのぬいぐるみが置かれ、投票を呼びかけるのぼりやポスター、チラシ、ウエットティッシュ、うちわが並べられている。担当者は「ダルマは目立つので、入ってきた人の目に必ず留まる」と効果に期待する。