雪や風に強いことが特徴とされる「薄型フラット信号機」ですが、全国各地で降雪が見られた2022年1月6日、多くのユーザーから「信号機が見えない!」との声がSNSに投稿されました。 雪に強いはずの薄型信号機が見えなくなる事象とは、一体どのような状況なのでしょうか。 道路を利用するすべての人の指標となる信号機。青・黄・赤の色の意味は、誰もが知っている重要な交通ルールのひとつです。 かつての信号機は、大きくてゴツゴツとしたシルエットでしたが、近年では薄型でスリムな信号機が多く見られるようになりました。 実はこの薄型信号機は、薄型・LED・小型の3つの要素を備えており、見た目がスリムなだけでなく、強風や積雪などの負担を受けにくい設計となっています。 とくに、薄型信号機のなかでも、レンズのうえに“ひさし”がついていない「フラット型灯器」は、豪雪地における積雪・着雪対策用の信号機として開発されました。
