パレスチナ自治政府(パレスチナじちせいふ、アラビア語: السلطة الوطنية الفلسطينية, as-Sulṭa al-Waṭanīya al-Filasṭīnīya、英語: Palestinian National Authority, Palestinian Authority、公式にはパレスチナ国[6])は、ヨルダン川西岸地区の一部を統治するパレスチナ人による政府である。1994年にパレスチナ解放機構(PLO)とイスラエルのオスロ合意に基づき、独立したパレスチナ人の国家となるべく設立された。 パレスチナ自治政府の「事実上の首都」はラマッラー[7]。一方、パレスチナ自治政府の基本法によると、パレスチナ自治政府の「名目上の首都」は東エルサレムと規定されている。 互いに飛び地になっている2地区のうち、ガザ地区は2007年にハマースの実効支配下となった[8]。ヨルダン川西岸に