アメリカのバイデン大統領が副大統領だった当時の機密文書が、大統領の私的な事務所から見つかったと複数のメディアが報じました。 アメリカでは大統領や副大統領は退任時に公務に関わる文書を国立公文書館に移して保存することが法律で定められていて、司法省が経緯などを調べています。 アメリカの複数のメディアによりますと、バイデン大統領が2017年まで務めていた副大統領の時の機密文書、およそ10点が首都ワシントンにある大統領の私的な事務所から見つかったということです。 文書の内容など詳しいことは明らかになっていませんが、大統領個人の弁護士が去年11月、事務所の整理をしていた際に見つけ、翌日、国立公文書館に引き渡したとしています。 アメリカでは、大統領や副大統領は退任時に公務に関わるすべての文書や記録を国立公文書館に移して保存することが法律で定められていて、司法省が経緯などについて調べているということです。