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昨年末、ヨミウリ・オンラインの「ジブリをいっぱい」で、鈴木敏夫プロデューサーのインタビューを掲載しました。今年7月公開のスタジオジブリの新作「ゲド戦記」(宮崎吾朗監督)について、スタジオ近くの「秘密の部屋」でじっくり語っていただいたものです。 ご本人からは事前に「インターネットはスペースの心配をしなくていい媒体だから、語ったそのまま掲載してほしい」と言われていました。こちらもその考えに賛同し、映画化に至った経緯を詳しく伝えるため、できる限り省略せず、記事にしたつもりです。 しかし、掲載された記事に対し、鈴木プロデューサーから「これではダイジェストじゃないか」と電話がありました。 誤解を覚悟で言えば、世に存在するインタビューは、そのほとんどが「編集」されています。そもそも、人は物事を常に論理的に考えているわけではありませんし、会話というのはしばしば脇道に逸れるものです。質問も、前後の脈絡なく
この数日鈍く追われるように考えていたことがあった。論理的に考えてもわからない問題は、深く自分の魂の奥の声に耳をすますほうがいい。その声は、ル・グイン「こわれた腕環(ゲド戦記2)」"THE TOMBS OF ATUAN"を再読せよ、とつぶやいていた。 「こわれた腕環」はゲド戦記"Earthsea Books"の二巻目にあたる。ゲド戦記は、ファンタジー文学の古典の一つ。仮想の世界アースシーの魔法使いゲドの人生を描いたもので、一巻目「影との戦い」"A Wizard of Earthsea"では、主人公のゲドが一人前の魔法使いとなり、自分の運命に向き合っていく姿を描いていく。一見すると魂の成長の物語のようにも見えるし、そう読まれてもいるのだが、またゲド戦記の他の巻きにも言えるのだが、物語の比喩は単層ではない。ゲド戦記は、読み返すたびに異なる啓示をもたらす。私が40歳を越え、ある人生の危機をかろうじ
Selected Entries 年末に、ジブリが「ゲド戦記」アニメ化の発表が!? (11/12) Categories WORKS (594) 講座 (236) game (153) BOOK (373) computer (23) iPhone&iPad (2) MOVIE (48) music (38) News Dig (23) PLAY (136) publication (52) web (20) web game (26) すごいよ! (45) カード (15) ゲームをつくろう (3) ゲーム実習 (14) コックリさん (11) 気になるの (109) 写真 (24) 日々 (128) 萌え発想 (32) Archives August 2017 (1) April 2017 (1) December 2016 (1) November 2016 (1) October
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