ある人が自分の過去の加害行為あるいは加害者性を自覚し、それをネットで言語化する。 それに対して最初はごく一部の人が気付いて共感したり、また別の人がそれを「更生」の過程として捉えて賞賛を送る。 その声はやがて拡散され、かつてあるいは現在被害を受けた人や被害的な立場にいる人まで届く。 そこで彼らはその状況に怒りを感じ、加害行為あるいは加害性を言語化した人への批判が殺到し始める。 すると加害行為あるいは加害性を言語化した人を擁護する人も出てきて、被害者の立場から批判をした人を「攻撃的すぎる」と批判する。 そして今度は擁護者が批判され、擁護者同士でも意見が割れたりしながら、多くの人がそこで生じる負の感情の応酬に巻き込まれる。 最終的には、最初に加害行為あるいは加害性を言語化した人の記事やアカウントが閉鎖される。 これに類似する流れはもう何度も何度も見てきた。 そこでなされる議論の参加メンバーは違っ