音響設計のプロフェッショナル集団、アコースティックラボが手掛けるオーディオルームを訪ねる本企画。筆者の鈴木 裕氏はこれまで2回にわたりユーザー宅を訪ねてきたが、実際にご紹介した吉田郁雄さん宅と小久保弘さん宅のこの2つの事例をもとにして、(株)アコースティックラボの蔵前ショールームを訪ね、同社の代表、鈴木泰之氏と草階拓也氏にインタビュー。防音や響きの仕組み等に関してQ&A形式で紹介し、オーディオを楽しむ上で部屋の重要性を改めて提唱していくことにしよう。 本誌で紹介した2人のユーザーを事例に“部屋”の重要性を改めて提唱する ■プロの音響設計集団に部屋作りのノウハウを聞く AVルームの問題を総合的、抜本的に解決してくれるのが音響設計のプロフェッショナル集団、アコースティックラボだ。筆者はこのプロ集団が手がけたお二人のユーザー宅、吉田邸(レポート記事)と小久保邸(レポート記事)を訪ねてきたが、そこ