なぎせ ゆうき @nagise デフォルト、IT界隈のスラングとしては初期状態のことだけど、英単語としては不履行、怠慢の意味で、金融関係でデフォルトといえば債務不履行で借金踏み倒しみたいな大事なので、ビジネス用語としてはそっちで抑えておくべきだと思うんだよなあ🙄 なぎせ ゆうき @nagise 債務不履行のデフォルト、動詞で使われて、初期設定のデフォルトは名詞として使われているようなフシがあり、文脈でおよそ判断はできるかもしれないが(そういう話でもない
イントロダクション 2032年 日本国語大辞典 初版刊行から60年、 小学館110周年に 日本最大の辞書が 生まれ変わります。 長きにわたって文化は言葉で記され、国語辞典はそれを読み解く鍵でした。明治・大正時代に、古典世界を見通せる堅牢で信頼できる鍵を求めて松井簡治が日本初の大型国語辞典『大日本国語辞典』を編み、小学館は、戦後、孫の松井栄一とともに新しい日本語を考えるよすがとして『日本国語大辞典』『同 第二版』を作り上げました。それから二十余年。情報技術と通信手段の高度化は未曾有のテキストコミュニケーション時代をもたらしつつあります。国語辞典は言語の変化・研究の進展に合わせて進化しつづけなければなりません。私たちは、この時代にふさわしい辞書作りを目指します。どうか“日国”の二度目の新生を、見守ってください。 『日本国語大辞典』の特色 日本唯一の 大型国語辞典※ 『日本国語大辞典 第二版』は
読書の対象として国語辞典を挙げるのは少し反則気味かもしれない。しかし、文字と文章が書いてある以上、読むという楽しみ方があってもいいはず。今回、トークイベント『国語辞典ナイト』を不定期に開催する4人の辞書好きが、国語辞典の魅力について語る。「『国語辞典ナイト』を開催する4人の辞書好きが、国語辞典を読む〜後編〜」も読む。
独特な言葉の解説(語釈)が「おもしろい」としてよく『新明解国語辞典』(三省堂)が取り上げられることが多い。 しかし、世の中にある「おもしろい国語辞典」はそれだけではない。 今回、国語辞典を100冊ぐらい持っている男こと、わたくし西村が、おもしろい国語辞典として『新潮現代国語辞典』(新潮社)を紹介したい。 ※画像のうち、出典を特記してないものはすべて、新潮社『新潮現代国語辞典 第二版』です。 文学作品から引用している用例が多い 『新潮現代国語辞典』は、その名の通り、新潮社から刊行されている国語辞典だ。 家にある新潮社の国語辞典たち。BOOKOFFの108円の値札が輝かしい。今回は、いちばん右側にある第二版を使います ぼくの持っている最新版の第二版は、奥付が「平成22年1月20日2版2刷」となっているので、在庫が切れていなければ、おそらく書店やAmazonでもまだ手に入ると思われる。(とはいえ
この記事は、字源(漢字の成り立ち)を調べるにあたり、非科学的な説明などに騙されないようにするためのガイドである。二部構成で、前半で誤った字源説に対して自衛するための基本知識、いわば字源リテラシーとでも言うべきものを、広く浅くだが述べる。後半で、実際にネットや書籍で調べるにあたり、どれに当たるのがお勧めかを紹介する。なので、信頼できるツールを手っ取り早く知りたいという方は、二部から読んでいただいて構わない。 【第一部 字源リテラシーの構築】漢字の基礎 漢字は古代の中国語を表記するために発明された文字である。字源を理解するには、このことをまず頭に入れておかなければならない。ある事物(概念)を認識し、それを任意の音声によって表したとき、そこに意味と音声の結びつきである「語」が生まれる。それは以下のように図示される。 まだ文字の無い時代、口から発される語は意思伝達の基本であったが、音声は目には見え
「免れた」という言葉あるよね。「被害を免れた」「罰金刑を免れた」などで使われるあれだ。 これ、ずっと「まぬがれた」だと思っていた。しかしそれは一般的な読み方ではないことに気づいた。 正しくは「まぬかれた」で、濁らないのである。 「まぬがれた」ではなく「まぬかれた」が正しいと気づいて以降、今までずっと「まぬがれた」と思っていた読みがどこにも存在しないことに気づいた。 辞書で検索しても、第一に出てくるのは「まぬかれた」と濁らないほうである。小説の文章のルビも「まぬかれた」だ。 アナウンサーの発音も「まぬかれた」である。 https://www.youtube.com/watch?v=FvGSWcRvDaU 今までずっと「まぬがれた」だと思っていたが、正しい読みを知って以降、「まぬがれた」と誰も読んでいないことに気づいた。 世界から「まぬがれた」が消えたような気持ちである。
編者より 私たちの作成した『オタク用語辞典 大限界』について、たくさんのご意見をいただいています。三省堂から出版される書籍ということで、幅広い語と、客観的で正確な語釈が掲載されたオタク用語の決定版のような辞書を期待された方が多くいらっしゃったことと思います。しかしweb上で公開された見本ページの内容が、そのようなご期待とは異なるものであったため、多くの厳しいご意見を頂戴しました。 この書籍は、ゼミ担当教員である私が、学生の話している独特な日本語に興味を持ったところから始まっています。オタク仲間にならない限り、触れることのできないような日本語がたくさんあることを知り、彼女たちの使う言葉をできる限り集め、保存するべきだと考えました。また、それを、使用者である学生たち自身が解説することで、自分の使用する言葉に興味を持ち、それを観察する態度を身につけることに繋がると考え、ゼミ活動として編集制作を行
ネット社会は膨大な情報であふれています。技術が発達し、情報収集が便利で手軽になった半面、デマやフェイク情報の問題も深刻です。「信頼できる情報」を作り出すとは、どういうことなのでしょうか。百科事典の出…
「誕」という字を使った表現を思い出してみてください。「誕生」「生誕」「降誕」「聖誕」「爆誕」など、「生まれる」という意味で使う熟語が頭に浮かぶはずです。 「誕」というと、こういうイメージですよね では、「誕る」はどうでしょうか? 意外なことに、読みは「誕(いつわ)る」で、「うそをつく」という意味になってしまいます。 「誕る」って何と読む? 「誕」を漢和辞典を引いてみましょう。すると、大きく分けて3つの意味があることが分かります。 いつわる、あざむく でたらめ、ほしいまま うまれる 最後の「うまれる」という意味でよく使われており、残りの2つは、なじみがありませんよね。しかし、実はもともとの意味は1.や2.で、3.は後から生まれたものなのです。 「誕」という字を分解すると、「言」と「延」。「言葉」を事実よりも「のばす」、つまり大げさに言う、うそをつくという意味を表す漢字でした。 「誕生」の誕生
回答 「銀行」という名前の由来は、明治 5(1872)年制定の「国立銀行条例」の典拠となった米国の国立銀行法(「National Bank Act」)の「Bank」を「銀行」と翻訳したことに始まります。翻訳に当たり、高名な学者達が協議を重ね、お金(金銀)を扱う店との発想から中国語で「店」を意味する「行」を用い、「金行」あるいは「銀行」という案が有力になりましたが、結局語呂のよい「銀行」の採用が決まったといわれています。 「Bank」の語源は、12世紀頃、当時世界の貿易、文化の中心地であった北イタリアに生まれた両替商(銀行の原型といわれている)が、両替のために使用した「BANCO」(長机、腰掛)とする説があります。
写真はイメージです(Getty Images)この記事の写真をすべて見る 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、「フェニミスト」の定義について。 【写真】「私もハ?の思いである」と明かす北原みのりさん * * * 改訂出版されたばかりの三省堂国語辞典の「フェミニズム」の項目がSNSで話題になっている。「暮らしの中にあふれることばを集めました。辞書はかがみ。8年ぶりの全面改訂」をうたう新しい三省堂国語辞典によれば「フェミニズム」とは、「男も女も性的少数者も平等にあつかわれるべきだという<考え方/運動>。[以前は『女権(拡張)論』などと訳された]」だそうだ。 SNSでは、「フェミニズムを説明するのに、なぜ『男』が先にくるのか」「フェミニズムは女性のものだ」というフェミニストたちのまっとうな怒りが見受けられるが、三省堂の新定義によれば、「男」が「女」より先に記述
辞書のトップメーカーである三省堂が刊行する数ある国語辞書のうちの一冊『三省堂国語辞典』(以下『三国』)の8年ぶりの改訂版である第8版が、まもなく発売されます(2021年12月17日販売会社搬入予定)。 三省堂国語辞典 第八版 三省堂 Amazon 辞書にはそれぞれ特徴がありまして、この『三国』は、新語にべらぼうに強いことで知られています。今回の改訂版でも、3500もの項目が新たに追加されるそうです。3500ってものすごくて、『三国』第8版の全体の項目数が84000ですから、全体の4%が新項目ということになるわけです。半端ねえ。しかも『三国』は『広辞苑』なんかとは違って固有名詞や難しい専門用語は基本的に収録しないので、この3500項目はだいたい「完コピ」「斜め上」みたいな日常語なわけです。それが全体の4%。凄すぎ。 『三国』は徹底した現代主義の辞書で、いまの日本語を忠実に写し取ろうとしていま
辞書編集者を悩ます日本語とはなにか?──『日本国語大辞典』など37年国語辞典ひとすじの辞書編集者がおくる、とっておきのことばのお話。 以下の語の意味をご存じだろうか? 「愚痴(ぐち)る」「事故(じこ)る」「告(こく)る」「きょどる」「サボる」「パニクる」「タクる」「ディスる」「チンする」「お茶する」 いずれも先日文化庁が発表した2013(平成25)年度の「国語に関する世論調査」で、意味の広まり具合の調査が行なわれた語である。これらは「~る」「~する」を伴って動詞化した語だが、世代によって聞いたことがあるかどうか、あるいは実際に使うかどうかの差はかなり大きいのではないか。 かくいう私はというと、「ディスる」などは最近になって知った語であった。だが、さすがと言うべきか、新語に強い『大辞泉』にはすでに載っている。意味は「否定する。批判する。けなす。」とある。 「ディス」は英語「ディスリスペクト(
国語辞典、英和辞典、漢和辞典、辞典はいろいろあるけれど、辞典を通読するという人は、なかなかいない。 あんな分厚い、字だらけの本、しかも、ストーリーも起承転結もなく、言葉の解説が羅列されているだけじゃないか、読めるわけないだろ。と、お怒りの向きもおありかと存じますが、実際に何冊か通読したことがあるという人に、なにが面白いのか、聞いてみた。 国語辞典マニアと言語学マニアに話を聞きました 斯く言うぼくも、国語辞典、漢和辞典を家に5、60冊ほどしか持っていないが、さすがに通読したものはない。そもそも、辞書って通読して楽しむために作られていない。そんなものを通読したということは、いったいどういうことなのか。 今回、辞典を通読したという、国語辞典マニアの稲川さん、言語学オタクの水野さんに来ていただいた。 右手前・水野さん、左奥・稲川さん。デイリーポータルZ編集者の古賀さん、筆者がいます 普段、稲川さん
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日本の芸道の世界における修業段階を表す言葉「守破離」。師から型を学ぶ「守」、他派にも学び心技を磨く「破」、独り立ちして自己流を確立させる「離」――以上のステップを修業者の行動様式と位置付けたものだが、これは現代を生きる我々の仕事にも当てはまるであろう。 新連載「スペシャリストたちの美意識」は、「離」の局面に入り業界や文化を発展させるプロフェッショナルたちの、卓越した仕事ぶりを支える美意識に迫る。 初回に登場するのは辞書編纂(へんさん)者・飯間浩明。日常の中で生まれては消えていく無数の言葉たちをすくい取り、短く表現された語釈(言葉の説明)を添え、片手で持てる辞書の中に収めていく。「時代を映す鏡」ともいえる辞書を編纂する上での、飯間の美意識とは――。(敬称略) <プロフィール> 飯間浩明(いいま・ひろあき) 国語辞典編纂者。 1967年、香川県高松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。同大学院文学
ホーム ニュース 「マウスオーバーした英単語」を日本語表示する辞書ツールが公開。『Disco Elysium』など日本語化を待ちきれないゲームへの解決策 マウスオーバーした単語を自動で読み取る汎用辞書ツール「Mouse Over Dictionary」がGitHub にて1月10日に公開された。kengo700氏が制作したこちらのツールは、主に日本語化がされていない海外のゲームを遊ぶことを目的としたものだ。「Mouse Over Dictionary」は開発初期段階のアルファ版ということなので、導入の際はGitHub のページを精読し自己責任で導入することになる。 洋ゲーを遊びながら辞書を引くのが大変なので、マウスオーバーした単語を自動で読み取る辞書ツールを作りました!https://t.co/r7747C95tN pic.twitter.com/acqeAgctrW — kengo700
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