世界有数の漁場に異変 「亜寒帯化」で生態系影響―カニ100億匹が死滅・ベーリング海 時事通信 外信部2024年10月15日07時05分配信 【図解】米アラスカ州ウナラスカ 世界有数の豊かな漁場に異変が起きている。2021年、北極海に隣接するベーリング海で約100億匹のズワイガニが死滅したと判明。米海洋大気局(NOAA)は、海洋熱波と温暖化でベーリング海が「亜寒帯化」し、生態系が変化したことが大量死の要因と結論付けた。専門家は「世界で最も生産性の高い海洋生態系が、あらゆる予想よりも速く変貌しつつある」と警鐘を鳴らしている。 【特集】「北極」が教えるみらい ◇海洋熱波で餓死 切り立った岩山に囲まれた湾には野生のラッコが浮かび、崖の上ではハクトウワシが羽を休める。北太平洋とベーリング海を隔てるアリューシャン列島の中ほどに位置する米アラスカ州ウナラスカ。日本の大手水産企業も加工工場を置く漁業の一大
Published 2024/10/08 21:03 (JST) Updated 2024/10/08 21:19 (JST) 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は8日、2024年の世界平均気温が、これまで最も暑かった23年を上回り過去最高になる見通しだと発表した。
この夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高く、気象庁が1898年(明治31年)に統計を取り始めてから去年と並んで最も高くなったことがわかりました。 気象庁によりますと、ことし7月は最高気温40度以上を1日に6つの地点で観測するなど危険な暑さが続いたほか、8月も西日本を中心に高気圧に覆われて日ざしが強く照りつけ、連日猛烈な暑さとなりました。 このため、ことしの夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高くなり、2023年と並んで気象庁が1898年に統計を取り始めてから最も暑い夏となりました。 地域別でみると西日本が平年より1.4度、沖縄・奄美が平年より0.9度高く、それぞれ地域別の統計を取り始めた1946年(昭和21年)以降で最も高くなったほか、東日本は平年より1.7度高く1位タイとなりました。 北日本は平年より2.3度高く、過去2番目となりました。 特に7月以降に全国で記録的な高温と
Published 2024/09/02 17:35 (JST) Updated 2024/09/02 17:53 (JST) 地球温暖化の影響により、台風10号クラスの台風が発生する確率は26%増加したと、英大学インペリアル・カレッジ・ロンドンのチームが2日までにまとめた。最大風速は7.5%増加と指摘。チームは「人類が気候を温暖化させ続ければ、台風は激化し続けるだろう」と警告している。 チームは、海面水温や気温、湿度データを使い、九州地方に影響を与える台風の最大風速などを予測。温暖化が起きずに世界の気温が今より1.3度低かった場合と比較した。 温暖化がない場合、台風10号と同規模の台風は10年間に平均4.5回発生すると分析。温暖化を前提にすると、同規模の台風発生は同5.7回となり、発生確率が26%増えた。
韓国の憲法裁判所は、2030年に向けた温室効果ガスの削減に関する法律について、2031年以降の対策を定めておらず、国民の基本的権利が守られていないとして、一部の条文が憲法に違反するという判断を示しました。韓国メディアは、国の気候変動対策をめぐり、国民の権利の侵害に踏み込んだアジアで初めての判断だなどと報じています。 韓国では3年前の2021年に、当時のムン・ジェイン(文在寅)政権が2030年に向けた温室効果ガス削減の計画をまとめ、2018年と比べて40%の削減を目指すと明記しました。 この政策の根拠となる法律は、2022年に施行されましたが、市民団体が政府の対策が不十分で法律は違憲だとして、憲法裁判所に訴えていました。 これについて韓国の憲法裁判所は29日、2031年以降の温室効果ガス対策が法律に定められておらず、国民の基本的権利が守られていないなどとして、関連法の一部の条文が憲法に違反す
Published 2024/08/27 08:43 (JST) Updated 2024/08/27 08:45 (JST) 【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO)などは27日、海の水位が2014~23年に毎年4.8ミリ上昇し、1993~2002年の2.1ミリに比べて上昇速度が倍増したとする報告書を発表した。要因は、地球温暖化による海水の膨張や陸氷の融解。海抜の低い島国や沿岸の大都市での生活に深刻な脅威をもたらしていると指摘した。 報告書によると、1993年から2023年にかけ、世界の平均海面上昇が9.4センチだったのに対し、太平洋の熱帯域では15センチ以上を記録する地点があった。太平洋の島しょ国は温室効果ガスの排出量が少ないのに、海面上昇による影響を最も受けやすい。 国連は、20~50年の海面上昇の予測も公表。東京で13センチ、大阪で27センチの上昇をそれぞれ見込んだ。 国連のグテレ
As climate change threatens island nations, some turn to digitizing their history - PBS NewsHour、YouTube 「暑い」と口にすることさえはばかられるとはいえ、いつまでたっても慣れようのない猛暑日の連続には、やはり「暑い」と口にしないわけにはいかず、ヒトと出会えば、蛋白質が半ばは固定しちゃったボケ脳で、ほとんど条件反射的に「毎日、お暑ぅございますねぇ」とかなんとか口走ってしまうという為体の日々、閲覧諸賢の皆様方はいかがお過ごしでしょうか。 それにしても、そういうおマヌケ極まる情けない日々と程遠からぬ事情で、上に示したように母国の消失に直面もしくは直面する可能性に備え、自分たちのアイデンティティに関わるアレヤコレヤをディジタル化し保存しようと試みているヒトビトがいるとは、人類のスット惚け具合と悲
【ワシントン共同】地球温暖化により、世界で24億人が2週間以上余計に熱帯夜にさらされているとの報告書を、米気候研究機関クライメート・セントラルが7日、発表した。夜間の最低気温が25度を超える熱帯夜の日本の増加日数は7.7日。地域別では大阪が35.8日、浜松が33.1日、神戸が31.9日で影響が深刻だった。 温暖化は昼より夜が激しく、特にビル群が風を遮るなどしてヒートアイランド現象が起きる都市部で顕著だ。夜が暑いと体に負担がかかり、眠りも妨げられて心身に悪影響が及ぶ。今回は2014~23年の実態を推定したが、分析したミシェル・ヤングさんは「今年も記録的暑さとなりそうだ。化石燃料の使用をやめ、さらなる気温上昇を防ぐことが一層重要になっている」と述べた。 分析では、世界を約30キロ四方に区切った網目ごとに、14~23年の気温と、温暖化が起きなかった場合の仮想的な気温を比較。化石燃料の使用や森林伐
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