警備業界の人手不足が叫ばれる中、ロボットの導入によって警備業務の効率化を図る取り組みが広がっている。人工知能(AI)による画像解析などロボットの性能も向上しており、市場規模の拡大が見込まれている。近い将来、ロボットによる警備が日常風景になる時代が到来するかもしれない。(大野雄一郎) 名古屋市中村区の名古屋駅直上にある、JRセントラルタワーズの15階。ホテルのエントランスの前やオフィスロビーの周辺を、高さ約1.2メートルのロボットが、自動音声を流しながら人がゆっくり歩くほどの速さで動いている。「ロボットが警戒警備中です」。総合警備会社の全日警(東京)が別の開発会社からレンタルして運用している自律移動型の警備ロボットだ。
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