「いつかは株価が戻るかもしれないけど…」ルールを決めて躊躇なく損切りすることの重要性、その後の株価を見るたび「ストップ安で売っておいてよかった…」 上がると思って買った株が買った価格よりも下がってしまうといった経験は、投資家なら誰にでもあるだろう。そのまま下落を続けて、手放すタイミングを逃し、「塩漬け株」になってしまう、というのもよくあること。そこで考える必要があるのが、損切りだ。『世界一楽しい!会社四季報の読み方』などの著書がある個人投資家で株式投資講師・藤川里絵さんが解説するシリーズ「さあ、投資を始めよう!」。第130回は、「損切り」について。 * * * 上がると思って買った株式が、買った価格よりも下がってしまうといった経験は、投資家なら誰にでもあるはずです。自分が想定した以上に下落したときは、さっさと手放すべきですが、それがなかなかできない人も多いでしょう。 なぜ損切りが重要か “
