こんにちは!佐渡の本間です。 前回の作業唄に続いて、今回は祝い唄と踊りの春駒。 太古の昔からご先祖は、家内安全、子孫繁栄、五穀豊穣・豊漁などを祈願した。その願いがかなえば、神様・仏様・天地自然のお蔭であるから、厚く感謝申し上げ祀り(祭り)を 行う。それも、単に詞(ことば)だけに終わらず、感謝とその歓びを実際の行動で示す必要がある。集落が基本で、支配者が政(まつりごと)として主宰(しゅさい)するようになる。なお、変化する政治権力に振り回されず、そのまま根ざしてしまったものが多いに違いない。 御出(おい)でになる日に合わせ御神酒(おみき)はじめ御馳走(ごちそう)を整える。ケチっていてはすぐに見抜かれ、後で罰(バチ)が当って祟(たた)りが必ず来る。 この日集落の祀りだけは家族が、ご来賓(らいひん)への感謝を捧げ、同じ食事を共にさせていただく。ご来賓だけが良い食事というのでは偽ったことになり、いず