「もも太郎」と聞くと、昔話の『桃太郎』を思い浮かべる人が多いだろうが、新潟ではアイスを思い出す人が多いという。実は、新潟には昭和初期から販売されている「もも太郎」といういちご味のかき氷バーがあり、夏の定番になっているのだ。昔話より先に思い出す新潟県民おなじみの味「もも太郎」とは、一体どんなアイスなのだろうか。 「もも太郎」は現在、新潟県内の3つの会社が製造している。そのうちのひとつ、新潟市内で氷や氷菓の製造・販売を手がけるセイヒョーに話を聞いてみた。 屋台の「もも型」かき氷から商品化 「もも太郎」は、実は最初から「もも太郎」だったわけはない。古い話で定かではないそうだが、昭和初期、新潟のお祭りなどの屋台では、桃の形をした木型にかき氷といちごシロップを入れたものが「もも型(がた)」として売られていた。 それが屋台の味として定着し、その後商品化されて「もも太郎」になったと言われているそうだ。セ
佐渡 移住日記 定年退職を機に夫婦で佐渡が島に移住。 夫は畑と釣り 私は裂き織りをはじめて楽しんでいましたが 夫に変化が...。 昨年に続き 今年も豊漁らしいトビウオ 先日はスーパーで10匹50円で売られていて びっくり 遠く沖合いに出るのではないのでガソリン代はそれほどでもないらしいが 揺れる船の上で 早朝 重い網を上げての作業は 大変な重労働 でも 市場ではもう買い取ってくれないみたい・・・ 私が留守の間も 帰ってきてからも ご近所さんから いっぱいのトビウオをいただいている 今年も あごだし作りに トビウオはウロコがすごいので 夫は「汚れるのは俺だけでいい」 と 一人で捌いてくれる そして 焼き網で焼いて (地元の人は1匹ずつ串に刺して ドラム缶を半分に切った物に砂を入れて 串を立てて焼く) 夫の手作りの乾燥箱で 12時間 乾燥させる 昨日と今日 50匹ずつ 朝からずっと物置の作業台
佐渡島出身のMっちゃんが、見つけたという佐渡島郷土料理の居酒屋。SNSを使って店を知ったというMっちゃん。なんと驚くことに、そのお店「だっちゃ」の女主人とは高校の頃の同級生という偶然。2011年の記者会忘年会はその「だっちゃ」での開催となった。 銀座線の浅草駅で降り、地下道に出ると、そこはもう昭和40年代の世界。まるで映画のセットのようだ。この雰囲気、重文級である。 「だっちゃ」はその地下街のちょうど真ん中あたり。小さな小さな店である。 カウンターと外の通路にはドラム缶がテーブル代わり。 店舗はみすぼらしいが、中身はすばらしくパワフルなのだ。 酒肴のほとんどが佐渡産。 お酒ももちろん佐渡の酒がぎっしり。 まずは、「いごねり」(350円)をつまみにビールである。 「いごねり」とは海草の刺身。これがさっぱりとしてうまい。ビールではなく、酒にちょうどいいアテなのである。 ビールはスーパードライ。
2013.04.04 「日本酒業態」のネクストステージは? 日本酒業態の進化が続いている。「日本酒バル」や「日本酒バー」が次々にオープンし、酒器や提供法も多様化、地方活性化"業態も増えている。その"ネクストステージ"とは? 佐藤こうぞう 香川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本工業新聞記者、雑誌『プレジデント』10年の編集者生活を経て独立。2000年6月、飲食スタイルマガジン『ARIgATT』を創刊、vol.11まで編集長。 その後、『東京カレンダー』編集顧問を経て、2004年1月より業界系WEBニュースサイト「フードスタジアム」を自社で立ち上げ、編集長をつとめる。 現在、フードスタジアム 編集主幹。商業施設リーシング、飲食店出店サポートの株式会社カシェット代表取締役。著者に『イートグッド〜価値を売って儲けなさい〜』がある。 1月28日、中野にオープンした「日本酒バル 青二才」。若
県内一の南蛮エビの水揚げを誇る佐渡市で、地場のエビが流通せず、観光客に振る舞われていないという実態が明らかになった。島外産の冷凍品が出回る「逆流現象」が起きており、危機感を抱いた旅館やホテルなどが、島内消費の拡大を図り、ブランド産品を生かす試みを始めている。(渡辺星太) 南蛮エビは、佐渡寒ブリ、ヤナギガレイと並んで県が2007年からブランド化を推進している。和名はホッコクアカエビといい、色や形が赤唐辛子(南蛮)に似ていることから南蛮エビとも呼ばれる。本県の漁獲量は584トン(08年)と北海道、石川県に次いで全国で3番目に多い。佐渡、新潟、上越が産地として知られ、佐渡の水揚げは県内産の4割を占める。 佐渡では、県のモデル事業が始まったことから、禁漁期間だった7~8月の漁が昨夏から解禁された。しかし、佐渡地域振興局が昨年7月1日~8月13日に漁獲された9・2トンの流通状況を調べたところ、島内に
農産物などの1次産品をそのまま販売するのではなく、加工(2次産業)したり、直接販売(3次産業)することによって付加価値を高めていこうとする「6次産業化(=1次+2次+3次)」の取り組みを追う現場リポート。今回は30年近く続く"6次産業化の元祖"とも呼べるような事例を紹介しよう。 新潟県佐渡で評判の漬物がある。島が大きくくびれた中央部分に広がる国仲平野の真ん中、金井地区の農村女性グループが30年近くにわたって作り続けている「かあちゃん漬」がそれだ。メンバーの農家で栽培・収穫した野菜を、添加物を一切加えずに昔ながらの方法で漬け込む。学校給食に使われるほか、農協系スーパーのJコープや一部の特産品店で売られているだけで、ほぼ全量が"島内消費"されてしまう。 一番の売り物は年に1300キロも漬けるという梅干。代々受け継がれてきた作り方で、「3日3晩干す」ところから手間ひまを惜しまず漬けている。このほ
企業化を妨げる一因は就農者の高齢化 「かあちゃん漬」の危機は、地方の農業の現場でしばしばみられる現実を示している。企業化しようにも「ある一線」を超えられないのだ。ある一線とは、設備投資などに資金をつぎ込むかどうか、である。役所がいくら6次産業化の旗を振っても、なかなか企業化できないのは、農業の担い手の高齢化と密接に関係している。 農林水産省の調査によると、平成23年(2011年)時点の農業就業人口260万人の平均年齢は65.9歳。前の年よりも0.2歳若返ったが、「65歳以上が日本の農業を支えている」と言われる状況に変わりはない。実は、地方の農村の多くでは、役所や会社などを定年で辞めた後に農業に就くケースが多い。若い人が就農しないのではなく、"定年就農"が圧倒的に多いのだ。 これは、農水省の新規就農者のデータにもはっきりと表れている。平成23年の新規就農者5万8100人のうち、39歳以下は1
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