栃木県に発表した大雨の特別警報について、気象庁の弟子丸卓也予報課長は午前1時25分から記者会見を行い、「栃木県ではこれまでに経験したことのないような大雨が降り、重大な危険が差し迫った異常事態と言っていい状況だ。土砂崩れや浸水による重大な災害がすでに発生していてもおかしくない。そうした事態が現在、進行中と考えられる」と述べました。 そのうえで、「地元の自治体の情報に従って直ちに安全な場所に避難するか周囲の状況を確認し、すでに外出が危険になっている場合には、住宅の2階に避難するなど、身を守るための行動をとってほしい。今は夜間であることから、周囲の状況を十分に確認して行動してほしい。また、頑丈な建物などにすでに避難を終えている場合も油断しないでほしい」と呼びかけました。