[東京 2日 ロイター] NTTデータ9613.Tの榎本隆副社長は2日、2012年度までの次期中期経営計画で、海外売上高を2000億円以上に増やす方針を示した。現中期経営計画では1000億円を目指している。 ロイターとのインタビューで語った。既存事業での成長に加え、北米や南米、オーストラリアなどでのM&A(企業の合併・買収)を通じた成長を想定している。 NTTデータは、09年度までの現在の中計で海外売上高1000億円を目指すとしている。榎本副社長は、M&Aに向けた資金面の課題や、買収先を成長軌道に乗せるまでの人材の確保などを考慮する必要があるとしながら、今後の海外売上高の水準について「1000(億円)で終わりということは全然ない。3年後に2倍の2000億円にするのはボトムの目標として妥当な数字」との認識を示した。 次期中計期間中のM&Aの対象企業としては、地域として北米のほか、南米やオース
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