筆者の浅川芳裕氏は農業専門雑誌、月刊「農業経営者」の副編集長。豊富な取材事例と膨大なデータを基にして、論理的かつ明快に、農水省がいかに国民を欺(あざむ)き、洗脳してきたかを明らかにしている。 まず、日本の食料自給率は決して低くない。農水省は「40%」という自給率を取り上げて、先進国の中で最低水準だと喧伝している。だが、これはカロリーベースの数字であって、生産高ベースで見れば66%と他の国に見劣りしない。 浅川氏によれば、実は40%というカロリーベースの数字自体も、できるだけ低く見せようとする農水省によって操作されたものだという。そもそもカロリーベースという指標を国策に使っているのは世界で日本だけらしい。 浅川氏は同様に、世界的な食糧危機は現実的にはやって来ないこと、日本の農業は世界有数の高い実力を持ち、食料の増産に成功していることなども論じており、こちらも説得力に満ちている。なにしろ日本の
参院選の民主党敗北から一夜明けた12日、同党籍を持つ岩手県の達増拓也知事は記者会見で「民意の大切さを尊重していれば、こういうことにならなかった。多々問題があったゆえの大敗だと思う」と重々しい表情で感想を述べた。 その上で「民主党は反省し、重く受け止めねばならないと思う」と菅直人首相ら執行部を批判した。 知事は民主党の敗因について、「鳩山内閣の『社民党切り』から敗北へ走り始めた。菅首相の『小沢外し』もさらなる敗因もそうだ」と指摘。「めったやたらに切って捨てるのは天下人のやることではない。誰も予想しなかった大敗につながった」と述べ、小沢一郎前幹事長やそのグループを党運営から遠ざけた菅首相ら執行部の対応を厳しく批判した。 消費税率アップに関する菅首相の選挙期間中の言動に関しても、「日本のかじ取りをするトップが一人で浮いているようじゃだめだ。何重にも支えられた重厚な構造が政権にできていないとだめだ
菅首相の「最小不幸社会の実現を目指す」と言う所信表明を聞いて、「できないものねだり」はおやめなさいと言うスウエーデン財務相の言葉が頭をよぎりました。 ギリシャに始まり、ポルトガル、スペインと飛び火した南欧の金融不安の火の手は、ハンガリーなどにも広がり、欧州全体が揺れています。 ギリシャ、ポルトガル、スペイン3国は、南欧と言う地理的な共通点だけでなく、左派政権の下で永年に亘り「高福祉、低負担政策」を進めて来たことでも共通でした。 その間、高福祉社会で有名なスウェーデンは、政府、労働組合、企業が密接に協力しあい、高福祉の原資としてGDPの50%近い税金を賦課する類いまれな高福祉、高負担の国家を形成していました。 1980年代のスウェーデンでは、土地と金融のバブル景気に湧き、そのバブルが破裂した1990年から1993年にかけては、GDPが5%近く、総雇用数は10%も下落する深刻な状況に直面しまし
というわけで、前回からの続き。 なぜ増税は消費税であっては駄目なのか – 小飼弾 : アゴラ 長くなったので、続きは次回ということにさせていただく。が、ヒントはここに上げてもよいだろう。 次回はこのグラフからはじまる。 改めてこのグラフをご覧頂きたい。 これはバブル経済のただ中にあった1990年を100とした場合の、名目GDPと個人金融資産の推移である。見てのとおり、名目GDPはほとんど増えていない。「失われた20年」の姿はここにもくっきり映し出されている。 ところが、個人金融資産はその中にあって増えているのである。1000兆だったものが1400兆に。リーマンショックによるへこみも見て取れるが、2009年を見るとGDPがマイナスなのに増えている。一体どういうことなのか? 現役世代から高齢世代への所得移転がその原因ではないか。 年齢階層別の金融資産保有割合をグラフ化してみる:Garbagen
「もう潮時よ」ゴッドマザー安子氏が 「鳩山首相へ退陣勧告」 「政倫審なんてチョロい」 疑惑のゴーマン幹事長がほくそ笑んだ矢先に! 最近、民主党前最高顧問の渡部恒三氏(77)は、鳩山由紀夫首相(63)に対し、簡潔にして、これ以上ないほど適切と言えるアドバイスを与えた。 「今、あなたに言えることは、もうしゃべるなってことだ」 思えば、普天間基地移設問題を解けない方程式にしてしまったのは「5月決着」を標榜した鳩山首相本人だった。期限が近づくにつれ、期日設定に何の根拠もないことが明らかになった。突拍子もなく鹿児島県の徳之島移転案をぶち上げて総スカンを喰らい、内閣支持率が19.1%と2割を切ったのはご承知のとおりだ。 素朴な疑問だが、何をしても評価されることのない鳩山首相は、総理大臣という仕事を続けたがっているのだろうか。首相公邸の内情を知る代議士が語る。 「鳩山さん、『辞めたくても女房に許してもら
【議員会館】 〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館301号室 電話:03-3581-5111(代表) 「例会挨拶10・05・20」 【要旨】 ● きょうの新聞に「ハトる」という言葉が書いてあったのが目にとまったが、早い話が「できないことを約束をすること」、こういうことになるんだと思いながら見た ● たとえば普天間基地移設の話。月内に共同声明を出すとか、日本とアメリカの間で最終調整するとか、いろいろなことが言われているが、その中に辺野古への移設を明記すると書いてあるものもある。それは、過去約13年にわたって自由民主党が、地元や米軍との間で作り上げた話に戻るということだ ● 民主党はその13年間の話を、去年の9月突如「NO」と言った。なぜ「NO」なのかという説明は一切ない。とにかく「県外移設、できれば国外移設」と言っていたものが元に戻るわけだが、それならこの1
【教えてくん】コミュニティーなのです。 なんかニュースとかあったらここに書こうかと思ってますよ。とりあえず、おいらのブログ 民主主義って時代遅れなのかな? 日本経済について、思ったことメモ その6です。 朝までニコニコ生激論 テーマ『民主主義2.1(夏)〜代議制の拡張可能性について~』で、民主主義を改良する話しをしていました。 でも、民主主義自体が遅れたシステムのような気もしてくるんですよね。。 欧米、日本と不況の真っ只中ですが、中国は上手く行ってるわけですよね。 個人の幸福と経済状態というのは、密接に関連しているわけで、昨今の政治不信の根っこもだいたい経済不振のせいだったりします。 例えば、「東京の真ん中に空港を作ったほうが効率がいい」と判断したときに、巨大な羽田国際空港を作るから「大田区の土地持ちを引越しさせる法案」とか作って、お金を払って強制的に引越しをさせたほうが、経済的にも、効率
ジブリ作品がなんか突然リバイバル上映をしだして いつまで上映するのかが映画館ごとに違うとか 下手したら一週間で終わる所もあるとか聞いたので初日に観てみた 「見たことがない作品を見よう」というわけで『風の谷のナウシカ』を観た そうなんです 記憶にある限り、観たことがなかったんです 映画館では まずは「あれここ、二馬力じゃなかったかなー」とか思いながらトトロ様のご尊顔を拝謁 やたら見覚えのあるシーンやもはや暗記してる台詞から始まるものの いざそっから見始めたら こんなシーンあったっけとか アスベルなかなか出てこないとか トルメキア思ってたより非道とか こういう展開があってあのシーンにつながるのかとか 実はペジテがけっこう荒ぶっててこいつらが一番悪いのではとか 姫姉様やたら上から説教するけどあなた何歳設定なのとか 巨神兵が1.5発しか活躍しないとか、あれもう二、三発撃ってた気がしたようなとか 最
鳩山由紀夫首相は4日、米軍普天間飛行場の移設問題に関し「昨年の衆院選当時は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」と記者団に述べた。また、昨年の衆院選で沖縄県外、国外移設を主張したことについて「自身の発言に重みを感じている」とも語った。
世界の金融市場が混迷を極め、経済の先行きに不透明感が増している。このコラムでは、金融、経済報道で突出した信頼性を誇る英フィナンシャル・タイムズ紙の記事をタイムリーに翻訳し、毎日1本お届けする。
「日本にとって素晴らしい日」 2009年9月1日(火)10:50 (フィナンシャル・タイムズ 2009年8月31日初出 翻訳gooニュース) 東京=アジア編集長デビッド・ピリング 日本にとって素晴らしい日だ――。かつて公務員だったその人は嬉しそうに、そして少しいたずらっぽいまなざしでそう言った。「これで日本もやっと、台湾や韓国なみになったということだ」と。 台湾や韓国のように日本の有権者も、ひとつの政治集団から別の集団に、権力を平和的に移動させたのだから。これは1955年以来、初めてのこと。8月30日の総選挙で日本の民主党は地滑り的勝利を収め、中国共産党に匹敵するほど権力を長く独占していた自民党の覇権的支配をついに打倒した。 すでに退官した某公務員氏の発言は、ほかの日本人を穏やかに挑発しようとしてのものだ。というのも日本人のほとんどは、東アジアでもっとも政治的に成熟している大人
【伝説の候補者列伝】(完)大川総裁が語るインディーズ候補への思い 「しがらみがないから言えることがある」 (1/5ページ) 2009.8.29 18:00 政権の座をめぐり、二大政党が天下分け目の決戦に挑む夏−。そんな中、主要政党に属さず独自の熱い戦い繰り広げる候補者たちに対して、従来の「泡沫(ほうまつ)候補」に代わる「インディーズ候補」という呼び名を提案しているのが、お笑いグループ「大川興業」の大川豊総裁(47)だ。20年以上にわたって彼らを追い続ける「諸派・無所属」候補ウォッチングの第一人者が、今回の総選挙を熱く語った。「泡沫という名はひどすぎる」 ――インディーズ候補という呼び名に込めた意味は 「もともとインディーズ候補という呼び名は、『泡沫』という呼び名があまりにもひどいのでつけたんです。でも『泡沫』という確固としたくくりは、もう崩れてると思いますよ」 ――小選挙区制の導入以降、
「政権選択」の是非をめぐり自民党と民主党が全面対決する構図の中、9人が立候補した東京1区。平成19年の参院選で独特の選挙運動を展開し、脚光を浴びたスマイル党のマック赤坂総裁(60)も参戦した。「政治を通して日本全国にスマイルを広げる」と意気込む赤坂氏の素顔に迫った。 渋谷駅前のハチ公近くのスクランブル交差点。恒例の街頭演説が始まる。所有する2台の高級外車を横付けすると、サンルーフから体を乗り出し、「マックです!」と笑顔で一声。マラカスを振りながら尾崎豊や植木等を歌い、自ら考案した「スマイルダンス」などを披露した。 「(高級外車で)街頭に立って『ばかじゃないか』と批判されることもある。でも、大まじめですよ」。一見、派手で突拍子もないパフォーマンス。だが、「すべてに意味がある。尾崎の歌は若者へ、植木の歌は心が疲れた人たちへのメッセージ。ダンスは運動療法です」と解説する。 「世間でいう『普通』の
アルゼンチンのブエノスアイレス(Buenos Aires)の彫刻家、Pablo Irrgangさんが制作したジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前米大統領のゴム製の胸像。展覧会で殴れるようにしたところ、多くの来場者に殴られ、左目がなくなってしまった(2009年8月20日撮影)。(c)AFP/Daniel Garcia 【8月21日 AFP】(一部更新)アルゼンチンのブエノスアイレス(Buenos Aires)の彫刻家、Pablo Irrgangさんが制作したジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前米大統領のゴム製の胸像。展覧会で展示した際、来場者が自由に殴れるようにしたところ、独創的な発想が評判となった。大勢の来場者が殴りつけた結果、ついにブッシュ像の左目はなくなってしまったという。(c)AFP 【参考】ユーチューブに投稿された「殴れるブッシュ像」の動画(
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が自身のブログに、衆院選で特定候補者を支持する書き込みをしたことに、同市選挙管理委員会は21日までに、公選法には抵触しないと結論付けた。公選法では、選挙期間中に特定候補者を支持する文書などの頒布が制限されているが、同委員会は「投票を呼び掛けたのではなく個人の主張を述べたもの。選挙活動とはみなされないと判断した」としている。 竹原市長は19日のブログで、対立する市職員労組を支持基盤とする政党の候補者への不支持と、対抗馬の候補者支持を明記していた。
韓国ドラマに全く興味なかった私が韓国ドラマにはまっています。 で、『愛の不時着』を数話見て、「ありえないわーーー」と思ってそっと閉じた人に、「いや、私もそうだった」と言ってあげたい。と思ってこれ書いています。 いや、それどころか、私なんて3話目で、なんなんこれ?とイラっとした。 なんなら、コンサル先のマーケティングに詳しいに人に、 「なんでこんなものになぜ世界中の女性たちがみんな引っかかってんの?」 「へんじゃない?」って、まじで電話したくらいですからね。(苦笑) 私が見続けられたのは、今のトレンドを理解したかった、から。我慢して見続けた。 で、そんな私が8話めで泣いた。 いや、泣くか? 正直に言う。泣いた。笑 まじで。 なので、とりあえず「愛の不時着」は、8話まで頑張って欲しい。(えw長い?) いや、このモードに慣れたらめちゃ楽しめるんです。 私にこう言う風に励まされなかったら途中で挫折
【都市伝説を追う】有名候補者、又吉イエス代表の素顔に迫る “唯一神”のすべてが明らかに (1/5ページ) 2009.7.25 18:00 2大政党の時代。地盤もカバンも看板もなく国政選挙に出馬し“独自の戦い”を繰り広げる候補者たちがいる。新聞やテレビなどでは半ば存在しないものとして扱われている彼らの中で、ネット上で「唯一神」と呼ばれ伝説的な存在となっているのが、「世界経済共同体党」の又吉イエス代表(65)だ。「対立候補は腹を切って死ぬべきだ」「唯一神又吉イエスが地獄の火の中に投げ込む」などの過激なスローガンで知られ、実際の得票数をはるかに上回る独特のプレゼンスを示す又吉代表の素顔に迫った。 唯一神が扇風機を… JR高田馬場駅周辺の繁華街から少し離れた新宿区下落合の住宅街。又吉代表が代表を務める世界経済共同体党の事務所は、針灸院やもんじゃ焼き屋などが入居する雑居ビルの4階にあった。 暗く狭
自身の発明品でもある「うでんわ」を披露するドクター・中松氏。心臓から最も遠い場所に携帯電話を保管でき、かつ迅速に通話できるといい「選挙の秘密兵器になる」とも 今回の衆院選で、選挙に10度目の挑戦となる世界的発明家、ドクター・中松氏(81)は、自公政権への国民の不満が募る中で、民主党中心の政権誕生が既定路線のように語られる現在の政治情勢に対し、危機感をあらわにする。ポピュリズムを批判 平成17年の郵政選挙と呼ばれた衆院選以降、支持率を下げ続けてきた自民党が昨秋以降行ってきた経済対策には、「高速道路料金を1000円にするなどしたが、将来は消費税などで国民に負担を強いようとしている」と批判。麻生太郎首相については、「指導者は勉強する人でなければいけない。漢字が読めないようでは」と苦言を呈す。 政権交代を訴える民主党については、「自民党もそうだが、国民のご機嫌取りをしていて、これから国家をどうする
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く