UDPヘッダの構造 UDPヘッダの構造は非常にシンプルである。8bytesしかない(データ部分はオプション)。「送信元」と「あて先」の2つのポート番号が主要なメンバーである。「送信元」と「あて先」のIPアドレスはIPヘッダ中から取り出すことになっている。「チェックサム」はIPヘッダなどと同様に、1の補数で計算する。 見て分かるとおり、UDPヘッダの構造は非常にシンプルである。8bytesしかない(データ部分はオプション)。重要なのは「送信元ポート」と「あて先ポート」という、2つの16bitのポート番号フィールドである。これにより、どの(上位)アプリケーションから送られたUDPパケットであるかを識別し、正しいあて先アプリケーションにまで届けることができる。 「送信元ポート」フィールド:16bit幅 これは、UDPパケットの送信元のアプリケーションを識別するための番号である。通常は、次の「あて