研究の世界では、特定用途向けに専用無線機を試作せずに、汎用無線機とソフトウェアとの組み合わせで試作することが多くなりました。このような機材を、ソフトウェア無線、ソフトウェア定義無線、またはSDR(software defined radio)と呼びます。 USRPは、Ettus Researchのソフトウェア無線機です。イーサネット接続可能なNシリーズのものが無線研究者の間で広く利用されていますが、私はボードタイプのBシリーズの一つ、B205mini-iを持っています。 これまで、私はB205mini-iをAliExpressで購入した安価なケースに収めていました。 今回、新たにB205mini-iの専用ケースを購入して、その良さを知りました。他のUSRP向けのケースも販売されているので、購入時にはパーツ番号の確認が必要です。B205mini-iに適合するケースのパーツ番号は、6002-2
旧コンバーターキットは、手持ち部品の都合で10台ほどしか頒布できませんでしたが、今回、回路構成も新たに、旧タイプ以上の数量を頒布できる見込みです。 ●(OPTION-15)RFコンバーター [30-180MHz] to [ジェネカバ受信機] 市販のHFリグには、ジェネカバ受信機能(0.5-30MHz)がありますが、自作をしていると30MHz以上の信号を聞きたい場合が多々あります。 30MHz~180MHzを 局発25, 50, 75, 100, 150MHzとダイオードDBMで ジェネカバ帯(0.5-30MHz)に変換するダウンコンバーターを製作しました。 例えば、45.158MHz信号を受信したい場合は、局発25MHzを選び、ジェネカバ受信機は20.158MHzに合わせます。 このコンバータは、RF同調回路は一切なく、DBMで変換するだけなので、邪魔な映像周波数のイメージ
CQ誌 2001年6月号 p.104 の 小型な 周波数カウンター(TD7104P, PIC16F84)、マウスエンコーダーの利用法、秋月DDSを使った144MHzTRX、1200MHzTRV用PLL VCO、PICでパラレルICを制御する方法 エレキー等の プログラム や DDS, AD9850 の 使用例、トランシーバ製作例等 を紹介します。 JK1XKPの自作中心のホームページです。
修正基板が到着しましたので、早速組み立てました。 今回は配線ミスの修正以外にシルク印刷の微調整などをしていました。 シルク修正は目盛りの振り直し その他の微調整しています。 流石に今回は配線ミスも無く一発動作でした 自分用のほか、人柱版の「キット」は1セットですが、事前にお願い済みです。人柱版の「完成品」は数セットを準備して下の頒布ページにそのうち掲載します。 ■ お知らせ ■ このブログで記事にしたものを頒布するページを新たに作成しました。 頒布品は不定期に増減しますが「ゆる~く」頒布を続け行けたらと思っていますので どうぞよろしくお願いします。 さて、連休前に基板が到着しましたので、ゆっくりと製作を開始しました。 まずは、ケースやバリコンつまみバンパーの準備から。 最近私自身の流行りの形状ですので簡単製作完了。 今回は時間も有りますので、まずはConverter部を組み立てて正常確認。
先日完成した430MHz帯用LPFの特性をVNA uhfで測定してはいるのですが、周波数特性の測定方法としては、トラッキングジェネレータ付のスペアナ(TG付スペアナ)を用いるのが一般的なのかもしれません。TG付スペアナとなると、安いものでも30万円位しますし、高いものは1000万円以上もするので、おいそれとは手が出ません。簡易的なものでも良いので、何か良い方法はないかと思いを巡らせていたところ、手持ちのADALM Plutoを利用してTG付スペアナにしてしまうアプリがあることに気付きました。そのアプリとはSATSAGENです。以前、ADALM Plutoを手に入れた頃に、色々試していた時に、このアプリも試していて、スペアナやシグナルジェネレータとして使ったことはあるのですが、TG付スペアナとして使うのは今回が初めてです。私はテクトロのスペアナを持っているので、ADALM Plutoをスペア
そろそろ、自分のオリジナリティのあるGNU Radioのフローをということで作りました。といってもまだまだ100%オリジナルではないと思いますが。 HackRF Oneを用いたデュアルレシーブ機能付きAM放送受信フロー AM放送の受信フローはいろいろ見かけます。PCのサウンドカードは2チャンネルなので、これを活かしデュアルレシーブのフローを作成しました。GNU Radio for Windows上で動作します。自分でもまだ完全に理解していないので、エイリアス対策など必要だろうと思いますが、これからです。 復調以外で有する機能は ■放送帯域全体のバンドスコープ ■チューニングレバー(2つ) ■ボリュームレバー(2つ) ■受信局のスペクトラムスコープとウォーターフォール(2セット) です。 HackRF Oneを用いたAM放送受信機のスクリーン1(バンドスコープ) 復調された音声信号がそれそれ
念願のGNU Radioをひとまずインストールして、色んな記事や動画を見ながら、手始めにFMラジオを作りました。 主に参考にしたのは、次の記事と、動画です。 1)GNU Radioで遊ぶ超高速ディジタル無線スタータキット 2)Software Defined Radio with HackRF, Lesson 1(動画) GNU Radioの本流のディストリビューションはUbuntuだけのようで、Windows用のものはいずれも非公式なモノらしいのですが、わざわざLinux(OS)からインストールするのは面倒だったので、次の3つのWindows用のディストリビューションを試しました。 1) Geof Nieboer's installer GR3.7 2) Radioconda installer 2022.02.07 3) Geof Nieboer's installer GR3.8 何
前回は「HackRF One」を購入してから動作確認するところまで行いましたが、今回はWindows上のソフトウェアと接続して、動作させてみます。 前回の記事はコチラ↓ HackRF Oneの購入から開封までソフトウェア無線(SDR)には以前から興味があったものの、なかなか手が出ず月日が流れてしまっていたのですが、この度「HackRF One... HackRF One のソフトウェア ネット上で調べてみると、Windowsで動くソフトウェアとしては「GNU Radio Companion」「SDR Sharp」「SDR Console」「hackrf-spectrum-analyzer」などがあるようです。 このうち「GNU Radio Companion」は、ブロック図のようなフロー・ダイアグラムによって自ら無線機を設計することができるソフトウェアですが、その他のソフトウェアは主にスペ
radiocondaのインストール こちらに従ってインストール。 Gnuradioを動かすためのいろいろがまとめてインストールできます。 今回は楽をしたいのでこちらを使います。 https://github.com/ryanvolz/radioconda#additional-installation-for-device-support 自身のOSに合わせてインストーラをダウンロードして実行します。 このとき、既にAnacondaがインストールされていてもそのままで問題ないそうですが、私の環境だとかなり古いAnacondaが導入されていたので、念の為事前にアンインストールしておきました。 Zadigを使ってHackRF One のドライバーをインストール こちらに従ってドライバーインストール。 https://github.com/pbatard/libwdi/wiki/Zadig まず
はじめに ソフトウェア無線(SDR : Software-defined radio)は、ソフトウェアによりラジオを構築する手法です。 SDRは、アナログの電波をADC(analog to digital converter)で、デジタル化して、ソフトウェアによる信号処理でラジオを定義します。 GNU Radio はソフトウェア無線を実装するための信号処理ブロックを提供するソフトウェア・ツール・キットです。 今回は安価なUSBドングルチューナ(RTL-SDR)で、GNU Radio を動かしてみました。 GNU Radio インストールからFMステレオラジオ構築(スケルチ、RFゲイン付き)までを紹介します。 ハードウェア (RTL-SDR.COM より) 今回はハードウェアとして上記のUSBドングル「RTL-SDR BLOG V.3」を使用しました。 周波数 28MHz ~ 1700MHz
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