東日本ボクシング協会は16日、都内で定例理事会を開き、元協栄ジムマネジャーの大竹重幸氏を会長に据えて再出発を図るとする亀田ジムからの申請を全会一致で却下した。これによりWBA世界S・フライ級チャンピオン河野公平(ワタナベ)と同級2位の亀田興毅との対戦も暗礁に乗り上げた。 理事会後に記者会見する大橋会長(中央)ら 昨年12月の亀田大毅の世界タイトルマッチを巡る問題で、日本ボクシングコミッションは亀田ジム会長とマネジャーのライセンス更新を認めず、亀田3兄弟の国内活動は事実上ストップした状態が続いている。この状況を打破するために、協栄ジムのマネジャーとして手腕を振るった大竹重幸氏が亀田ジム(K3BOX&FITGYM)の会長に就任する申請書を5月24日付けで協会に提出。この日の定例理事会で審議された。 その結果、理事会では大竹氏の人柄や実績は申し分ないとしながらも、現在の亀田ジムの場所や名称がその