ワシントン州レドモンド発--Microsoftは米国時間7月29日、ホスト型の電子メールおよびポータルソフトウェアを3つの大規模顧客に提供する契約を公表し、顧客を依然獲得し続けていることをGoogleに対して示した。 Microsoftは、Dow Chemical、Hyatt Hotels、およびジョージア大学が、「Microsoft Online」として知られる同社のホスト型の電子メールおよびポータルソフトウェアを利用していると述べた。今回の発表は、Microsoftが当地で開催するファイナンシャルアナリストミーティングに合わせて実施された。 Hyattの最高情報責任者(CIO)であるMike Blake氏はインタビューで、これまで「Lotus Notes」を利用してきた同社は、Google、Microsoft、およびIBMのLotus部門のクラウドベースサービスを検討した結果、Micr
スミセイ情報システムは、NECと金融機関向けクラウドサービス事業で協業する。協業の第一弾は、住友生命への資産運用システムの提供となる。 スミセイ情報システムは金融機関向けクラウドサービス事業でNECと協業する。取り組みの第一弾として、住友生命に対し2011年9月から、資産運用システムをクラウドサービスとして提供する。7月23日、NECが公表した。 同サービスは、スミセイ情報システムが住友生命の資産運用システムで行ってきた開発/運用/管理の経験および金融業界で培ったノウハウと、NECのデータセンターやクラウドサービス関連の技術と実績の融合により、実現するという。住友生命は資産運用システムのクラウド化により、同システムのTCOを5年間で約40%削減できると見込む。 サービスを提供するNECのデータセンターは、免震・耐震構造や複数センター間でのバックアップ体制など、ユーザー企業の事業継続性確立に
2009年10月に開始した「IIJ GIO」サービスのユーザー事例や新サービスの導入計画などを発表した。 インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月27日、クラウドコンピューティングサービス「IIJ GIO」のユーザー事例を報道機関に紹介した。併せて今後導入する予定のサービスも発表した。 IIJ GIOは、同社のデータセンターのリソースを提供するもので、2009年11月に開始した。インフラやプラットフォーム、アプリケーションなど1000通り以上の組み合わせを提供する。 同社は、ユーザー事例として野村證券、個人向け間接資材販売サイトを運営するアスマル、第一興商のケースを取り上げた。 野村證券は、全国171拠点の社員が利用する約定データフォローシステムの基盤をIIJ GIOで構築した。野村證券のデータセンターとIIJ GIOを閉域網で接続し、IIJ GIOのシステムリソースに野村證券のプライ
来春の地方独立行政法人化に向けて準備を進める静岡県病院局は、新体制に合わせて人事系システムを刷新する。 静岡県厚生部病院局は、2009年4月の地方独立行政法人化に伴い人事給与システムを刷新する。システムを提供するワークスアプリケーションズ(ワークスAP)が8月25日に発表した。 静岡県病院局が新たに導入するのは、ワークスAPのERPパッケージ「COMPANY」の人事給与システムであるHuman Capital Managementシリーズ。来年3月末をめどにシステム導入を完了する。独立行政法人化後の独自の制度変更にも柔軟に対応できる点や、リスクを最小限に抑えた短期導入が可能な点などを評価した。 同病院局は、静岡県立総合病院、静岡県立こころの医療センター、静岡県立こども病院という3つの県立病院を管理・運営する。独立行政法人化に当たり、これまで自治体が一元管理していた人事および給与処理が別管理
日本写真印刷は,グループ全12社の約3000名を対象とする人事システムを2009年10月をメドに構築する。グループ経営重視の観点から,国内グループ会社を含む人材情報を一元管理するのが狙いだ。 現在利用中の人事給与パッケージ「STAFFBRAIN」(開発・販売はブレイニーワークス)のデータが移行可能なことを評価し,その上位版に当たる「POSITIVE」を採用した。POSITIVEへの切り替えにより,これまで個別システムとして運用していた人事給与や勤怠管理,経費精算を一体化する。 新システムの導入により,データの二重登録や連携作業が不要になるので業務効率が向上し,データ更新のリアルタイム化で情報精度も高まるとみる。加えて,電通国際情報サービスのデータ連携ソリューションを利用して,基幹システムと連携させる予定だ。
大和ハウス工業は2009年3月末、イントラネット用システムが動くサーバー15台を、IIJテクノロジーの仮想化ホスティングサービス「IBPS」に移行した。従来は同社の本社ビルで運用していたが、データセンター移転に伴って移行を決めた。 Webアプリケーションサーバー15台を米VMwareの仮想化ソフトを使って仮想化し、IIJテクノロジーが管理するサーバー5台に移行した。各仮想マシンの起動イメージは、障害に強いSANストレージ上に保管する。これによりハード障害でシステムが利用できなくなる危険性は低くなった。 自社のハードウエア上で動いていたシステムを外部サービスに移行したことで、ハードウエアやストレージの運用作業は必要なくなった。大和ハウス工業のイントラシステムに関する運用負荷は約2割低減したという。 大和ハウス工業はやはり3月末に、本社に設置していたそのほかのサーバーをIIJ(インターネットイ
ITの利活用は、大学内の研究・教育においても不可欠となってきているようだ。明治大学では今年6月、学内情報基盤整備の一環として、各研究室がこれまで個別に保有していたデータを統合管理し、学生や教職員によるキャンパスを越えた情報共有を実現する「明治大学キャンパスストレージシステム」の運用を、富士通の協力により開始した。同システムの総記憶容量は212Tバイトと、Windowsファイルサーバとしては国内大学最大級となる。同大学の情報基盤への取り組みについて、理工学部情報科学科准教授 情報基盤本部副本部長の齋藤孝道氏に話を聞いた。 ◆企業とは違う、大学にあるべきストレージシステム 明治大学では、ITインフラの整備にとどまらず、情報倫理やリテラシーも含めたIT教育にも力を入れ、TA(Teaching Assistant)の院生がPC講習を行うなど、継続的な教育体制を整えているという。現在では多くの大学で
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