少し前、『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』という本をご紹介したことがあります。予想以上に反響があって驚いたものですが、その著者のひとりであるブライアン・ハリガンは、同書以前に『インバウンド・マーケティング』(ブライアン・ハリガン、ダーメッシュ・シャア/著、川北英貴/翻訳監修、前田健二/翻訳、すばる舎リンケージ)という興味深い書籍を発行しています。ご存知の方も多いと思いますが、「インバウンド」とは「外から中へ入り込んでいく」という意味。つまりインバウンドマーケティングは、googleやYouTube、Twitterなどを通じて「見つけられる」ことを目的としたマーケティングのことです。アウトバウンドマーケティングと呼ばれる、従来の広告(CM、ダイレクトメールなど)とは逆のアプローチというわけですね。 とはいえインバウンド・マーケティングは、すでに広告手段として認知されています。ここ
