663 名前:日出づる処の名無し :2008/08/31(日) 20:16:12 ID:f23v3yDDドイツ人の女の子から聞いた笑い話 http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20080828/1219913596 ドイツ人の、今40代くらいの世代の人たち(彼女の親の世代)は、アニメについて2度びっくりさせられた経験があるのだという。 1度目は、彼らがまだ子供の頃。 その世代の人たちは、子供の頃、みんなテレビで「アルプスの少女ハイジ」を見ていたらしい。もちろんドイツ語の吹き替え版で。 これはもう、ほとんど全員見てたらしい。 そして当時は、これを作ったのはなんの疑いもなくドイツ人だと思っていたのだそうだ。 当時は、日本人がアニメーションを作るなんていうことは誰も知らなかった。ましてや、「アルプスの少女ハイジ」という彼らにとって 馴染み深い国民的な童話を、外国人が
今年は人気アニメ「アルプスの少女ハイジ」のテレビ放映35周年に当たる。スイス人作家ヨハンナ・シュピリの物語『ハイジ』をもとに日本で作られ、世界中を魅了した作品だが、実はスイス放送協会はこのアニメを放映したことがない。そしてまた、これからも放映予定はないという。 ハイジが生まれたスイスのドイツ語圏は、「日本のハイジ」を一体どのような目で見ているのだろうか。 知識人の拒否反応 「わたしの記憶が正しければ、『アルプスの少女ハイジ』がヨーロッパでも大人気となった当時、スイスの文化人は一様に拒否反応を示しました」。こう語るのは、「スイス児童・青少年メディア基金 ( Schweizerisches Institut für Kinder- und Jugendmedien)」付属ヨハンナ・シュピリ文書館外部リンクに長年勤務していたフェレナ・ルチュマン氏だ。 「アルプスの少女ハイジ」は1976年にまずス
http://anond.hatelabo.jp/20070811193806 このレビューの指摘はもっともであるし、評者は正しくこの映画のテーマを読み取っている。しかし、それをもとに映画の評価を下げるのは間違っているのではないか。 なぜなら、この映画のパンフレット自体に、野坂昭如自身が、評者と同じことを述べているのだ。この映画は戦争を描いたものではあるが、同時に、若い無思慮な少年が自分自身のつまらない自尊心を原因に妹を死なせてしまったこともあからさまに描いた物語なのだ。 父親の純白の海軍服に憧れ、戦争での日本の勝利を無条件に信じるこの少年は、勝ち目のない戦いに無自覚に足を踏み込んでいった日本人全体の暗喩にもなっている。彼らはたんなる被害者ではない。 予備知識が少しでもあって高畑勲の立ち位置を考えれば、こんな事は自明のことだし、そういった情報を知らなくても、この評者のように、きちんとそれを
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宮崎吾朗氏がスタジオ・ジブリと製作したアースシーの映画版、『ゲド戦記』に対するはじめての回答。 映画についてわたしに意見を送ってきた日本のファンと、興味を持つかもしれないそのほかのあらゆるファンのみなさんに向けて。 はじめに 映画スタジオが自著をどのように扱うか、口出しのできる作家はほとんどいません。一般に、契約書に署名してしまえば、著者はもう存在しないも同然です。「監修者」などの肩書きに意味はありません。ですから脚本作家以外の作家に、映画の出来についての責任を問わないでください。著者に「どうしてあの映画は……」と質問してもむだです。著者も「どうして?」と思っているのですから。 経過の概略 20年かそこら以前、宮崎駿氏から手紙で、(当時はまだ3巻までしか出ていなかった)アースシーをベースにしたアニメ映画を作りたいという意向が伝えられました。わたしは氏の作品を知りませんでした。知っていたのは
There’s nothing wrong with hating the United States of America. In fact, that’s one of the things that make America great. And anime, being the product of a nation that lost a war to America not so long ago, sometimes hates America an awful lot. In fact, a number of anime creations hate America with such hilarious, overwrought gusto that it’s hard not to sit back and laugh. We’ve dug up the 12 mos
オタクはズーズーしい。細田守と今敏が一般人に受け入れられるアニメ監督だと本気で信じている。アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうなアニメ(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのものじゃないですか! 「オタク受けする美少女キャラを出さず、なおかつオタク臭のしない物語」というのをただやってるだけ。「オタク向けじゃないアニメ=一般人向け」という、あまりに単純過ぎるロジック。 あなた達って「(オタクをよく知らない人達が)オタク受けを狙ったけども、まるで見当違いの方向な商品、又はコンテンツ」を見ると、いつもゲラゲラ大笑いするでしょ?「こんなのありえね〜〜っ!!」って。 まさしくアレの逆バージョン。「う〜〜〜〜ん、よく人間の事を学習しているよね?この宇宙人」みたいな。 あの二人に喜怒哀楽という感情はたぶん無い。理解できない。おそらく周りの状況を見て普段はカ
2009年公開映画「マイマイ新子と千年の魔法」の公式サイトです。昭和三十年という時代を背景に、感受性豊かな子供達の世界をファンタジー溢れる物語として描いた作品です。
アニメ『よみがえる空』が成し遂げた、ひとつの小さな、そして大きな事 ~遺族へ届いたメッセージ~ 当サイトにて掲載した『攻殻S.A.C. BD-BOX』の取材で、私が何かとお世話になったバンダイビジュアルの杉山潔プロデューサーだが、杉山氏と私の接点は『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』であったことは既に書いたとおりである。 今回、某所にて杉山氏が、その『よみがえる空』について書かれている文章を読み、私は非常に心打たれ、「ぜひこの文章はもっと多くの人に見てほしい」と思った。杉山氏の許可を頂けたので、以下に転載したい。 『よみがえる空』のみならず、私が航空自衛隊の救難部隊を追いかけるきっかけとなったのが、1994年12月2日12月4日に発生した救難救助機UH-60Jの墜落事故だったことは、これまであちこちに書いたり話したりしてきました。 北海道南西沖地震で被災した奥尻島の復興作業中に負
人は証拠や論理よりも、自分の信じたいことだけ信じる、という話の別例。 宮崎駿の『千と千尋の神隠し』に関しては柳下毅一郎の対談本『映画欠席裁判』その他で書いてきたとおり、娼館を舞台にした物語である。 しかし、そう指摘されると怒る人が多いんだ、これがまた。 主人公は「湯女」として働かされるのだが、国語辞典でも百科事典でも何でもいい。「湯女」という言葉を引いて欲しい。 たとえば『日本大百科全書』にはこうある。 「温泉場や風呂屋にいて浴客の世話をした女性のこと。一部は私娼(ししよう)化して売春した」 『大辞林』にはこうある。 「江戸時代、市中の湯屋にいた遊女」、 『岩波古語辞典』だと「風呂屋に奉公し、客の身体を洗い、また色を売った女」。 「そういう見方もある」だの「そういう解釈もある」だのというレベルではなく、「湯女」とは「娼婦」を意味する名詞なのだ。 ただし、昔から風俗においては初潮前の少女は見
When Larry and Andy Wachowski were pitching The Matrix to their producers, they played them a DVD of an 82-minute Japanese cartoon and said: "We wanna do that for real." The film was 1995's Ghost in the Shell, which defined a visual identity for cyberpunk cinema and counts James Cameron and Steven Spielberg among its most high-profile fans. As it turned out, The Matrix wasn't quite Ghost in the Sh
日本のアニメを、海外で、ネットで見るというと、違法なものという印象が強い。さすがにYouTubeには少なくなったが、DailymotionやVeohといったサイトには、いまでも日本アニメが、それも翻訳された字幕付きで、多数アップされているからだ。 ところが、日本アニメの海外での有料ストリーミング配信で、成功している企業がある。米国のベンチャー企業「Crunchyroll」(クランチロール)だ。 今年1月にテレビ東京と提携して、アニメ『NARTO』の配信を開始して以降、現在では世界各国の450万人の会員に向けて、約200タイトル、5000本の映像を配信しているという。 このクランチロールとは、どんなサービスで、何をねらっているのか。東京・千代田区、新丸の内ビルディングにある同社オフィスにて、日本法人のビンセント・ショーティノ代表取締役社長にお話をうかがった。 より早く、字幕付きでアップするこ
“As we entered the Strait of Sangar, the galley television started getting a signal. The crew gathered around the tiny Šilelis, awed by the bright, vivid colors of the sort we had never seen on TV before. Furious samurai, frightened court ladies with bleached faces, frenetic talk show hosts, all talking in a completely alien language - during the four or so hours we had reception, we couldn’t tear
大学生のころ、児童文学のサークルで『ガンダム』の話をしていて、私が、いやあほかの男を好きになっているミライさんを見守るブライトがいいですねえ、と言ったら、某先輩があははと笑って「ブライトが一番成長してないじゃない」と言ったので、ほお、と思った。 主人公が作中で「成長」するのを、ドイツではビルドゥングスロマンといい、日本で教養小説などと訳されるがこの訳は変で「成長小説」とでもしたほうがいいだろう。 しかし「大正教養主義」とかいってバカにされるように、この理念は概して古いとされているのだが、小説であれドラマであれ、作中人物に「成長」を求める人は、一般人はもとより、文学研究者の中にもけっこうな数いる。実にふしぎでならない。たぶん、文学のよく分かっていない高校教師あたりが教えるのだろう。まあしかしその背後には依然としてヘーゲル的、明治的な立身出世主義とか、近代の前へ前へ主義とかいうものがごてごてと
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