横浜みなとみらいホールでは、2021年度より国内外で活躍する音楽家をプロデューサーに迎えており、初代(2021-23)をカウンターテナーの藤木大地が、2代目(23-25)をピアニスト・指揮者の反田恭平が務めてきた。今年4月からは、同ホールを本拠地とする神奈川フィルハーモニー管弦楽団のソロ・コンサートマスターを長く務め、弦楽アンサンブル「石田組」を主宰する石田泰尚が3代目に就任することがすでに発表されている。 1月8日、プロデューサー引き継ぎ式が同ホール内で行われ、反田と石田が出席した。 昨年、石田組の武道館公演を成功させ大きな注目を浴びた石田。実はこのアンサンブルの旗揚げ公演は2014年に横浜みなとみらいホールで行われており、その後も度々出演を重ねるなど同ホールとは深い縁がある。 引き継ぎ式では、今後予定されている石田のプロデュース事業が明かされた。 (1)サロン de ストリングス(平日