これは、PostgreSQL Advent Calendar 2019の13日目の記事です。 今回は、PostgreSQLが提供するround関数について取り上げます。round()は、PostgreSQL日本語ドキュメントでは「最も近い整数への丸め」と説明されていて、数値の四捨五入に使われている方も多いのではないでしょうか。実際に、PostgreSQLバージョン12で、1.0から3.0までのNUMERIC型の値を0.1刻みでround()に渡すと、下記のとおり四捨五入していることを確認できます。 =# SELECT num, round(num::NUMERIC) FROM generate_series(1.0, 3.0, 0.1) num; num | round -----+------- 1.0 | 1 1.1 | 1 1.2 | 1 1.3 | 1 1.4 | 1 1.5 |
