この記事は、FOSS4Gアドベントカレンダー2018の16日目の記事です。タイトルにある通り、Rから国土地理院 基盤地図情報ダウンロードサービスでダウンロードしたファイルを扱う方法について書きます。 基盤地図情報が提供するデータはXMLファイルとなっており、GISアプリケーション等で扱う際には変換処理が必要になります。データ変換ツールとして国土地理院のオフィシャルなものやオープンソースのPythonライブラリ、標高DEMデータに対応したものなど様々あり、車輪の再発明でもあるのですが、今回はR用のパッケージとしてまとめました。その名もfgdrパッケージです。fgdは基盤地図情報の英語表記 (Fundermental Geographic Data) からとりました。この記事ではfgdrパッケージの基本的な使い方を紹介します。 なおfgdrパッケージでは、基盤地図情報のデータをダウンロードする
