論文のFigはほぼRで描いているのだけど、複雑なデータをコンパクトに見せるためにカラフルな図を作ることが多い。そこでいつも悩むのが「いかに効率よく配色するか」ということだ。カスタムの配色セットを作ってみたり、カラーパレットのパッケージをあれこれ試してみたりしたのだけど、自分なりに今落ち着いているのがkhromaとcirclizeという2つのパッケージなので簡単に紹介したい。 khromaはPaul Tol’s Colour Schemesに準じたカラーパレットを出力できるパッケージだ。このカラースキームの特長として、 カラーユニバーサル モノクロ印刷した際の視認性も考慮 質データ(Qualitative)、2極データ(Diverging)、連続データ(Sequential)のそれぞれに対応した複数のカラーパレットが準備されている という点が挙げられる。自分が知る限りでは、最も綿密な考慮の上
この記事は、FOSS4Gアドベントカレンダー2018の16日目の記事です。タイトルにある通り、Rから国土地理院 基盤地図情報ダウンロードサービスでダウンロードしたファイルを扱う方法について書きます。 基盤地図情報が提供するデータはXMLファイルとなっており、GISアプリケーション等で扱う際には変換処理が必要になります。データ変換ツールとして国土地理院のオフィシャルなものやオープンソースのPythonライブラリ、標高DEMデータに対応したものなど様々あり、車輪の再発明でもあるのですが、今回はR用のパッケージとしてまとめました。その名もfgdrパッケージです。fgdは基盤地図情報の英語表記 (Fundermental Geographic Data) からとりました。この記事ではfgdrパッケージの基本的な使い方を紹介します。 なおfgdrパッケージでは、基盤地図情報のデータをダウンロードする
そういえば1年ぐらい前に試される大地を離れて関東に引っ越しました。 文明の利器「えあこん」は素晴らしい。もうあなた無しでは生きられない。 前段 `sf`パッケージなるものがあるらしい、という話を聞いたのはいつのことだったか。 詳しく書いてくださるみなさんの記事を見ているとなるほど気になる.... uribo.hatenablog.com notchained.hatenablog.com ksmzn.hatenablog.com テーマ 思い返せば私はラーメン屋さんになりたかった気がする。 日々のドタバタにかまけてそんなことも忘れていた。 wafdata.hatenablog.com しかしながら明らかに過去の検討は甘い。 人口で重みづけした重心を求めるだけで立地を決めてよいのか。 もっと集客可能な商圏内についての考察が必要なのではなかろうか。 真剣みが足りない。 今日のゴール 店舗の付近
はじめに Rcpp は R の関数を C++ で実装することを可能にするパッケージです。 R と類似したスタイルで記述できるように実装されているため、C++ に深い知識がなくても利用しやすいようになっています。しかも、そのために実行速度は犠牲にされていないので、誰でもハイパフォーマンスな結果を得ることができます。 このドキュメントは、C++にもそれほど詳しくない方々に対しても Rcpp を利用するのに必要な情報を提供することを目的としています。そのため、場合によっては C++的に正確な記述することよりも、概念的なコード例を使って説明している場合があります。 C++の書き方そのものについての説明はほどんどありませんので、C++についてはその他の資料を参考にしてください。本書を読んで C++ を学んでみようという方には「基礎からしっかり学ぶC++の教科書 矢吹 太朗 著(日経BP社)」をオスス
要約 lookupパッケージで標準の関数定義ソースコードの出力機能を改善する 総称関数や.C(), .Internal()などの関数で呼び出されるコードも出力 prettycodeパッケージで関数定義のハイライトを有効にする prettycodeはRの起動時に読み込み、lookupは適宜、名前空間を指定してlookup::lookup()で実行、という運用にした ソースコードの閲覧機能の向上とハイライト機能 最近ちょくちょく、Rのソースコードの読み方が変わっていくんではないかなと思っています。読み方というか出力方法というか。 百聞は一見に如かず。次の画像をご覧ください。この画像には通常のRでのソースコード出力と異なる点が2箇所あります。 この画像はターミナル上で起動したRで、head()のソースコードを表示している場面です。何かお気づきになられるでしょうか。手元にRを実行できる環境がある方
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く