松井亮建築都市設計事務所

ナイキジャパンは14日、命名権(ネーミングライツ)を取得した東京都渋谷区立宮下公園の名称について、「宮下ナイキパーク」に変更はせず、現状の「渋谷区立宮下公園」の名前を今後も継続して使用すると発表した。 すっかり浸透した「味の素スタジアム(東京スタジアム)」や「渋谷C.C.Lemonホール(渋谷公会堂)」など、多額の使用料を払うのだから企業が命名権を行使するのは当然なのに、ナイキは年間1700万円も支払い、さらに宮下公園の改修費用を全額負担、ここまでしているのに命名権は行使しないのだという。これでは金をドブに捨てたようなものだ。一体どうしてこうなったのだろうか? まず、この問題についておさらいしておこう。分かりやすく、くだけた書き方で時系列を整理すると、 1:いつの間にかホームレスの巣窟となっていた宮下公園。カップル・ファミリーなんて寄せ付けないムードが漂っていた。 2:麻薬の密売(受け取り
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