書店員などが最も薦めたいマンガを選ぶ、ことしの「マンガ大賞」に、かつての仲間の死をきっかけに、新たな旅に出る魔法使いを主人公にした「葬送のフリーレン」が選ばれました。 ことしで14回目となる「マンガ大賞」は、書店員を中心とする有志が、ほかの人に最も薦めたい作品を投票によって選ぶ賞で、受賞作が映画やテレビアニメになるなど影響力の大きい賞として注目されています。 16日に東京 千代田区で授賞式が開かれ、ノミネートされた10作品の中から「葬送のフリーレン」がことしの大賞に選ばれました。 この作品は、人よりも長く生きる魔法使いのフリーレンが、かつての仲間の死をきっかけに人間を知るための新たな旅に出るという設定の物語で、原作を山田鐘人さん、作画をアベツカサさんが担当しています。 去年、漫画雑誌で連載が始まり、コミックスの第1巻の発売に合わせて、アベさんがSNSで1話と2話を掲載したことで多くの反響が