予約が絶えないたった1坪の煉り菓子専門店「銀座かずや」※こちらの記事は2015年7月28日に公開されたものです。 「銀座かずや」は日比谷駅すぐのビル内にある小さな煉(ね)り菓子専門店。店主が作る独特の食感の煉り菓子、「かずやの煉 抹茶」を求めて連日多くのお客さんがやってきます。 東京メトロ日比谷駅A4出口から徒歩すぐ。銀座の目抜き通りである晴海通りから一本入った通り沿いのビルの一角に、煉り菓子の隠れた名店「銀座かずや」はあります。 まず驚くのは1坪というお店の大きさと場所。元々ビルの管理室だったスペースを利用しているそうで、「えっ、ここがお店なの?」と驚かされます。店内に入ることができるのはたった1人。机と煉り菓子のメニューが置かれているだけという、シンプルで潔い空間です。 店主は割烹や懐石など、日本料理の経験を積んできた古関一哉さん。職人の頃にごま豆腐を作るなかで、微妙な火加減やわずかな
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