自作クラスのEqualsメソッドをオーバーライドして、等価の定義を変更するEqualsメソッドは、2つのオブジェクトが等しいかを判断するために使われ、等しければtrueを、そうでなければfalseを返します。例えば、Array.IndexOfメソッドはEqualsメソッドがtrueを返す要素を探しています。ここでは、自作クラスを作成するときにEqualsメソッドをオーバーライドする方法を説明します。 ですがその前に確認に意味で、Equalsメソッドをオーバーライドしなかった時の既定の動作について説明します。(分かっているという方は読み飛ばしてください。) 参照型のEqualsメソッドの既定の動作まずは、Equalsメソッドをオーバーライドしない次のようなクラスを定義してみます。