Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy 先日、同業者と話をしていて、某社文庫の初版部数に驚愕した。いや、ついにそこまで下がりましたか、と呆気にとられた。1冊の本を3カ月かけて訳して、税込印税が30万切るという。翻訳家の年収120万円時代が現実のものになっているとは。専業の出版翻訳家が存在できる時代は、終わったね。 2015-10-19 11:35:00

“グレゴール・ザムザがある朝のこと、複数の夢の反乱の果てに目を醒ますと、寝台の中で自分がばけもののようなウンゲツィーファー(生け贄にできないほど汚れた動物或いは虫)に姿を変えてしまっていることに気がついた。” 岩波文庫、山下肇訳とくらべてみよう。 “ある朝、グレゴール・ザムザがなにか胸騒ぎのする夢からさめると、ベットのなかの自分が一匹のばかでかい毒虫に変わってしまっているのに気がついた。” 「毒虫」の部分は、原書では「Ungeziefer」という単語にあたる。 「ウンゲツィーファー(Ungeziefer)」を辞書で引くと「害獣」という訳語が出てくる。 虫だけではなく、ネズミや、ばい菌なども含む「害のある小動物」で、まあ、主に「虫」というイメージの単語のようだ。 ザムザが変身してしまった虫は、小説の中では毒を持っている描写はない。 「毒虫」という訳は、「害」の部分のインパクトを強くうち出した
画期的な語学学習サイト「Duolingo」、無料のワケは「ユーザーにウェブ翻訳をさせているから」 ネットを使った大規模共同作業 #1/2 誰もが一度はイラついた経験を持つであろう、文字認証によるセキュリティ・システム。その開発者であり「クラウドソーシングの天才」と呼ばれるルイス・フォン・アン氏が、文字認証と完全無料の語学学習を組み合わせた、全く新しいWeb翻訳の仕組みを披露しました。(TEDxCMU 2011より) 10万人の力で月面着陸 では1億人が集まれば? ルイス・フォン・アン氏:人類の大きなスケールの成果を見ると、本当に大きなことを人間は一緒になって歴史としてやってきたのです。 例えばエジプトのピラミッドやパナマ運河、月面着陸。彼らに関する興味深い事実とは、これらはみな同じくらいの人数の人々とともに成し遂げれらた、ということです。奇妙です。これらはみなだいたい10万人の人々によって
皆さん、こんにちは。いきなりですが、問題です。 Q. “Did you hear about the guy whose whole left side was cut off? He’s all right now.” これを日本語に訳せますか? A.「左半身を切り取られた男のことを知ってますか。今ではもう大丈夫です。」 これでは何のことかわかりませんよね。これは "right" の「右」と「大丈夫」の意味を掛けたダジャレだからです。 このように、ダジャレを翻訳することは本質的には不可能です。けれど世の中には、かなりアクロバティックかつ強引な方法で、何とかダジャレ翻訳をしている例もあります。 今回はそうした強引すぎる、それでいて見事なダジャレ翻訳をご紹介していきます。 bear(熊)と bear(我慢する)ある映画でクマの絵が描かれたお菓子のパッケージに「unBEARably GOOD
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