IT インフラのアセスメントなどの後、次期のサーバー選定時に比較参考となる CPU の世代間・モデル間の性能差がどのくらいあるのかよく聞かれるのですが、 私が良く使う SPEC (Standard Performance Evaluation Corporation) のベンチマークスコアを利用した比較方法をご紹介します。 この方法を10数年前から利用していますが、実際のシステムの移行前後の CPU 利用率でみると割と現実的な数値が確認出来ています。 SPEC からダウンロードした CSV のスコア値を整形し Excel などで簡易のサイジングシートを作る事で比較が容易になります。 私は以下の様な形で Excel シートのプルダウンで CPU のモデルを選ぶとそれぞれのスコア比較を行い、ホスト台数や利用率の前提を式に追加すればクラスタとしてのリソースがどれくらいあるかを可視化する事が出来る