「止まったら即復旧」を合言葉に安定化プロジェクトに取り組んできたITサービス企画室の斎藤嘉彦マネジャー(左)と西畑智博マネジャー(右) [画像のクリックで拡大表示] 日本航空が2年前から取り組んでいるシステム安定稼働プロジェクトの成果が見え始めた。2005年度に123件あったシステム停止が、2006年度は12月時点(4月~12月の9カ月)で44件。前年4月~12月が99件なので、半分以下に減ったわけだ。 システムの安定稼働に寄与したのが、2005年から取り組んできたITIL(ITインフラストラクチャー・ライブラリー)の導入と、2006年4月に日本IBMと締結したペナルティー(罰則金)付きのSLA(サービスレベル契約)である。今年度中には取引のある主要ベンダーと契約を締結する見込みである。 日本IBMの契約で対象となるのは安全運航や予約、発券など業務に大きな影響を及ぼす30のシステム。契約内
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