米Microsoftは2008年5月27日(米国時間),「Windows Vista」の後継OS「Windows 7」(開発コード名)のデモンストレーションを初めて行い,タッチスクリーン搭載パソコンを指先で操作する同OSの新機能を披露した(関連記事:Microsoft,2010年リリース予定の次期OS「Windows 7」はVistaとの互換性を維持)。同じ機能の簡易版はWindows Vistaに搭載済みだが,Windows 7はOSのあらゆる操作を複数の指で処理するマルチタッチ機能に対応させ,機能を高める。 Microsoftによると,タッチスクリーンはパソコン用ユーザー・インタフェース(UI)を進化させる流れの一部に過ぎないという。「今日(パソコンでは)ほとんどの操作をキーボードとマウスで行っている。今後は,音声/視覚/手書き操作と既存UIの果たす役割が極めて大きくなる」(Micro