趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:渋柿の渋を抜きながら送る方法 > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 新大久保に新しくできたネパール料理店 インド亜大陸の料理に詳しい編集者のSさんが、新大久保に新しくできたばかりだという、ネパール料理店の『Bamboo Chhe』に誘ってくれた。 その店は雑居ビルの二階にあり、外から見える真新しい緑色の看板には、かわいいパンダの絵と『TASTE OF HIMALAYA』の文字があった。 バンブーでパンダでヒマラヤの味。これは期待ができそうだ。 場所はインド食材店のアンビカの斜め向かいです。 エレベーターで店のある二階へと上がる。 バンブーを名乗るだけあって、入り口横にはたくさんの竹が立てかけられていた。竹立てかけたかったのだろう
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:「会議の間に小豆を炊いて、会議終了後にできあがったあんこを皆で食べる」という提案 > 個人サイト 片手袋大全 忍法…なのか? 先日「机上の空論グランプリ」という記事が公開された。林編集長の「机上の空論だと思うアイディアを持ってきてください」の号令で、それぞれ自慢の机上の空論を持ち寄り語らったのだ。 記事はこちらからご覧下さい 私は「鏡を反射させて300m離れた人とコミュニケーションする」という案を出した。 林さんが分かりやすいイラストにしてくれた。まったくお金がかからない通信革命である 実は子供の頃に見た『忍者ハットリくん』に、こういう回があったのだ。ハットリくんは自分の部屋にいながら、この方法で遠
で、こちらが「ザクの埴輪」だ。 真ん中にある埴輪がザクの埴輪です ちょっと分かりづらいので、正面からの写真を見てほしい。 ほら、ザクでしょこれ ガラスケースの反射でちょっと分かりづらいけれど、一つ目の埴輪というなんとも言い難い、不思議な形の埴輪だ。 この埴輪は、湯梨浜町にある「湯梨浜町羽合歴史民俗資料館」に展示してある埴輪だ。 湯梨浜町羽合歴史民俗資料館。普段は鍵がかかっているが、中を見学したいときは隣の町役場に行って鍵を開けてもらって中を見学できる ガラスケースの中に入ったものしかないのかと思っていたところ、二階の展示室にオープンな感じで展示してあるザクの埴輪もあった。 二階展示室の埴輪 うーん、ザクだね 普通、武人の埴輪というと、国宝の埴輪を思い出す人も多いかもしれない。 埴輪界の大スター、武人埴輪(国宝)。群馬出身です。東京国立博物館 昔の200円切手でおなじみ、群馬県出土の武人埴輪
「サミットは“さみ・としお”さんが作ったからサミットなんだよ」 小学生の息子が、スーパーのサミットストアでこんな話を聞いたという。社会科見学で店舗を訪問した時に。 サミットストアは関東地方を中心に展開しているスーパーマーケットチェーン。運営元は住友商事傘下のサミット株式会社だ。 でもサミットといえば、頂上(summit)では? 「さみ・としお」でサミット? そんなことある? 取材しました。
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:「熱さまシート」になるのはどれだ(デジタルリマスター)
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:サンノゼ人体博物館(デジタルリマスター) > 個人サイト webやぎの目 驚く声もそのままに 元気よく動き回っているのがカイアシ類という甲殻類の子ども(ノープリウス幼生)である。右のほうにいるでっかいのはたぶんゴカイのなかま(多毛類)の幼生。ゴカイは成虫になってもなかなかだが、幼生の時点でふてぶてしさの片鱗がある。 この水はお台場の砂浜で汲んできた海水だ。 こうやって雑にとった海水だ 波打ち際でペットボトルでただ汲んだ。そのなかにあれだけの生き物がいる。 これはお台場の海が汚いという話ではなくて、近くの海にもこれだけ小さい生き物がいるということである。これが生態系だ。 ……
凍りついた水面に丸い穴を開けて釣る魚といえばワカサギが有名だが、北海道の野付半島ではチカというしゃれおつな名のワカサギよりちょっと大きい魚が釣れ、シーズンになると地元の人を中心に釣り人のテントが、凍りついた海の氷平線をむこうに回してに立ち並ぶ。 チカは食べておいしいだけでなく、コミュニケーションを生み出す。そんな地元のつながりに少し飛び込ませてもらった。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:新型コロナが生んだ民芸・オリジナルマスクコレクション > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 吹雪の氷平線に並ぶテント群 1月の終わり、野付は朝からやや吹雪いていた。どうしたものか
ハブの記事12本 林: 伊藤さんがどれだけハブに情熱を持ってるかを読者のみなさんにちゃんと伝えてなかったのではないかと思ってこの機会を設けました。『なんかいつもハブを見に行ってる』というイメージで、どれぐらい網羅しているのかまとめたいなと。 伊藤: ありがとうございます。 林: まず、伊藤さんが書いた記事をまとめたので見てください。 伊藤: こんなにありましたか。 林: 12本載せてました。1番最初が2015年に石垣に行ったものから、最新の奄美大島のちょっと南にある与路島(よろじま)行った記事まで全部で12本です。 林: 北限のハブに会いに行く の次に 北限よりちょっと南のハブに会いに行くが登場したあたりで、そこ行くんだと思いました。 『北限のハブ』は分かる。でも 『北限のちょっと南のハブ』って言われたときに『ん?』ってなったんじゃないかと。 そこまでみんな ハブへの情熱がないかもしれない
1回表:早稲田「割りばし割り機」 最初は早稲田の佐口幸太郎さんの「割りばし割り機」からだ。 この真ん中の機械がそう 「割り箸というのは素手で割れるというのが長所であり特徴だと思うんですが・・」 と佐口さんが説明を始める。 「こういう形で割り箸をセットしまして・・」 「軽く握ると・・」 「バキャッ!」 と音がして割り箸が二つに弾け飛び、そのまま机に落ちる。 「おお〜」という歓声と拍手が鳴る。 「先生にいただいたお寿司を食べたいと思います」 と、いま割ったお箸を机から拾って使う。 鈴木先生による講評はこんなふうだった。 ・お箸を割ったら確実に下に落ちるところがいい ・落としたものは普通もう食べられない、なのに拾って使うというところが未知の領域 今回、じつはぼくも講評に参加したのだが、並べて書くのは恐れ多いので感想をふつうに地の文に書くことにする。この作品で好きなのは割れる時の音だ。箸を手で直接
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:神社の境内にあるピザ窯を使って露天ピザパーティーをしてみる 大阪府豊中市蛍池にある不思議な店 蛍池は大阪府の北の方にある豊中市の街である。阪急電車の蛍池駅と大阪モノレールの蛍池駅があって、「伊丹空港」と呼ばれることの多い大阪国際空港にもほど近い場所だ。 大阪の中心地・梅田駅から阪急電車の急行に乗って15分で着くから、それほど遠くない距離にある。とはいえ、友人に誘われるまで私は蛍池の街へ行ったことはなかった。 初めて行ったのが昨年の夏のことで、「面白いうどん屋さんがあって、好きなお酒を買ってそこで飲んでいいんだよ」と友人が言うので行ってみたのだった。「惑星のウドンド」という名前の店だった
デイリーポータルZをはげます会のコースを増やしたとき、高額のコースを作った。 「もっとはげます会」「超はげます会」、そして最高のコースが「はげまし王」だ。 高額コースに入っている人には年末に挨拶に行こう、「はげまし王」には……なまはげで行っちゃうとか? そんな0.2秒ぐらいの思考で「はげまし王」には「年末ご挨拶(なまはげで)」という特典をつけた。吉祥寺のレトロ喫茶で天久聖一さんと話しながら決めた。 正直、王は現れないだろうと思って決めたのだった。 だが、4ヶ月後、私はなまはげになることになる。
影に正体が現れているイラストがある。 身体は人なのに、影が悪魔だったり、振込詐欺の悪人が現れていたりするのだ。 あれを現実にする方法を考えた。 念願の悪魔になれたよ。
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:やきそばにカレーをかけたダイナミックな料理『カレー焼きそば』が会津若松にある 歩いていたら見つけた気になるメニュー あれは腹ごなしに散歩をしているときに見つけた。ネタを探して街中を観察しながら歩いていると、気になるメニューを見つけた。 福島県会津若松の町を歩いていたら見つけた白べこラーメン。 牛(かわいい) 白べこラーメンというものを見つけた。確かに会津若松は赤べこで有名な地域であるが、白べこってなんだ。 看板があったお店に入ってみることにした。 一風亭というお店。 たくさんのメニューがある。カレー焼きそばもあれば、ソースカツ丼など地元のグルメメニューが全部ある。福島フル装備だ。 これが会津白べこ牛乳ラーメンか
神職の装束のひとつに「狩衣(かりぎぬ)」というものがある。 上の画像にも載せてあるが、いかにも高貴なあの衣装のことである。神社にあまり縁のない方でもテレビなどで一度は目にしたことがあるのではないだろうか。 実はこの狩衣、着るのがすごく簡単なのだ。慣れると1分もかからずに着られるほどに。 今日はそんな狩衣の着用法の話をしたい。典雅な記事になりそうだぜ。
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:区役所の謎の光、喫が独特 ~ 今週のコネタ > 個人サイト webやぎの目 林: 今回比べてもらうのはまず6Pチーズ 爲房: QBBですね 林: それと、6Pチーズです 唐沢: 見た感じは同じですけどね 林: 同じ商品ですから。 林・世界は変わるので二度と同じ味のものはない 林: じゃあ、僕やりましょうか。 橋田: これ最初が有利かも べつやく: 有利もないのもないと思うんですけど、同じだもん
週末と有給を利用し、日本7周目をマイカーで巡るサラリーマン。走行距離・立ち寄りスポット数は、おそらくアマチュア日本トップクラス。 > 個人サイト 週末大冒険 ドライブをしているといろんな食事処が目に入る。 看板であったり、幟であったり、店内の照明であったり。そういった要素から、「おっ、あのお店は営業しているな。じゃああそこでご飯にしようかな。」と考えるのだ。 流れる景色の中にいただけのアイツ 僕は無知であった。 北海道を何周もしており、そのお店の前を何度も走っていながら、"お店"として認識していなかったのだ。 これはいけない。 そう思って固い決意をして現地訪問したのは、昨シーズンである2022年のことだった。 「かに太郎」。 この名前を知ることで、この建物のことを"廃墟"ではなく"食事処"だと認識する。 食事処には名前がある。 すなわち僕らは、今この瞬間からこの店名を覚えておかねばなるまい
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:手書きのタイトルっぽく書きたい
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