放送中のテレビや録画した番組を、いつでもどこでも楽しみたい。そんな当たり前の欲求を満たすのも、最近は少々面倒くさい。日本のデジタル放送にはコピーガードが施されているからだ。 もちろん、DTCP-IP対応機器をクライアント/サーバとして組み合わせれば、リビングのHDDレコーダーで録画した番組を、ほかの部屋から観賞したり、スマートフォンやタブレットなどへ持ち出したりすることは可能だ。ただし、DLNA/DTCP-IPは家庭内ネットワーク領域での用途に限定され、新しい「DTCP+」でようやく外に飛び出そうとしているものの、今度は録画済み番組に限られる。一方、ソフトバンクBBの「エリアフリー」といった製品も登場したが、回線や端末に制約が生じる。 「SLINGBOX 350」。従来機の「Slingbox PRO-HD」から価格を1万円引き下げつつ、新たに1080pまでのストリーミング配信に対応。筐体(
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