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【型1】すすめかた いただきかた 亭主(主人)と客を対応させながら茶懐石の作法を具体的に、下記に印(しる)す。 以下、印を亭主側、印を客側として説明してゆく。 向付け、汁、ご飯 順序としては、まず、折敷*(足のない膳)の中央の向こうに「向付け(むこうづけ)」、手前右寄りに「汁」、左寄りに「飯」の3品を、三角形になるように調和よく置く。(図1) 杉箸は、取りやすいように、折敷の右ふちに約2cm くらい(指2本分)を出して添え置く(図2 )。 この杉箸は、あらかじめ、かならず水につけておき、使う前にかわいた布で水気をふき取って出す。 飯椀には、炊きたてのご飯を一文字(または、三日月型)に、ひと口ほど椀の中に盛る。 汁は、茶懐石において、原則として味噌汁仕立てである。 味噌は、季節によって「冬は白味噌」「夏は赤味噌」、また、白と赤を合わせた味噌などを、おもに使い分ける。 自家製の味噌も、心がこも
【型2】プリーズという言葉の大切さ Please(仏 シルヴ・プレ、独 ビッテ)を付けないと、「オイ、……をくれ」と言っていることになる。 Thank you(仏 メルスィー、独 ダンケ)を言わないと、「フン、勝手に置いて行きやがれ」と言っていることになる。 【説明】 われわれは、英語の習いはじめから、Please を「どうぞ……してください」と習ってきた。たしかに、そうなのであるが、もし、Please をつけないとき、「……を下さい」にならずに、「オイ、……をくれ」になっていることを、案外に知っていない。 文明・文化につき学ぶ点がなければ、われわれは、けっして、欧米語を学ぶ必要がない。つまり、日本語に比べ、欧米語は、ことばとして、まことに未熟なものである。 で、Please を大げさに言えば、「どうぞ、……をしてください」となり、Please をあっさり言えば、「……してください」となる
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つぎに、宴会料理の作法に、幾とおりか流儀めいたものがある。 はっきりと流儀とまではいいきれないが。 で、ここで示す宴会料理の作法というのは、比較的標準的であると思うもののよせ集めである。 【型1】参会の心得 客は、定刻前15分前までに参着すること。 主(あるじ)の予定にない人を、途中から急にさそって連れて行くことをされるな。 料理、主(あるじ)の対応について、決して、不平をいわれるな。 手洗いに行っておかれよ。食事中、食後すぐの手洗いは、不作法である。 履いてきたままのたび、クツ下を履き替えられよ。 髪の乱れを直し、衣服を整えておかれよ。 指輪、ネックレスをはずされよ。 指輪、ネックレスがあたると、高価な器や、やわらかい器が割れたり、傷がついたりする。 手を洗い、口をすすいで、心身を清められよ。 古人は、これを、「心頭(しんとう )をすすぐ」といって大切な所作とした。 会席では、強いにおい
現代語として、「だ調」は基礎的なものであり、新聞なども、これを使っている。 が、吐いて捨てるような語調になるので、報告文などでは、もうすこし、やわらげなければならない。 で、「である調」を用いる。 しかし、「だ調」と「である調」は、はなはだ多くの部分が共通なので、つぎのような場合、「である調」で書いたつもりが、うっかり、「だ調」を混入させてしまいやすい。注意されよ。
【参考】 女性の Costume の源流を辿(たど)ろうとするとき、古代エジプト、メソポタミアでは、女子は、首かざりをし、腕輪をし、耳輪をし、そこまではよいが、あとは、おっぱいを出し、へそを出し、腰まきしているだけで、すこぶる天真らんまんであった。 で、もうすこし、現代に近いところを求めてみると、BC1550年ころを頂点とするクレタ島ミノス王朝のミケーネ文化にぶつかる。 ここでは、女子が、コルセットで、胸、腰の形をつくり、ひだのある長いスカートをはき、紅玉のネックレスをつけ、カールした髪型をしていた。 つまり、現代と、ほとんど、同じである。 日本の女子の Costume の歴史は、多く、遊女からおこっている。 こん日、結婚式で使う高島田にしてもが、江戸時代の遊女からである。 ところが、ヨーロッパでも同じである。 大部分の Costume は、遊女から、おこって来ている。 もっとも、考えてみ
第34節 数字とローマ字 記事番号のときも、アラビア数字を用い、ローマ数字(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ……)や、点つき数字(ⅰ、ⅱ、ⅲ……)を避けられよ。 コンピュータ時代での常識と知られよ。(△2) 電車数字と銀行数字を練習されよ。 これらの数字は、すべて上下枠に付けよ。(△2) 1の字には、はじめにカギをつけられよ。 コンピューター時代に入り、ローマ字の I(アイ)と区別するためである。(△2) このことは、銀行数字の場合も、そうすることとしよう。 ただし、あまり長いカギや、角度の大きなカギをつけられると、7と読みちがえられる。 このカギの角度を、約30゜とされよ。(△2) カギの長さは、タテ棒の 0.2~0.4 の範囲とされよ。(△2) 筆勢上、カギをしゃくり上げるように、カーブされることは自由。 1とか4とか7とかに下駄をつけられないように。(△2) 2字以上続く数字、ローマ字のとき、これを、日本
第49節 漢字とかなの使い分け 書く文のうち、どの範囲を漢字にし、どの範囲をかなにすべきであろうか。 ここには、わたくしの主張が混ざる。 わたくしは、世界のことばと文字が1つになる日の1日も早いことを願う。 そういう世界語が、現在の英語であるとは思わないが、ローマ字(ただし、C、Q、Xは不要)であらわすものであってよいと思う。 こういった方向付けを考え、現代日本語では、さしあたり、漢字をできるだけ、すくなく、用いたいと思う。 このとき、 ① 分かち書きしない以上、かなでは読みづらいところだけ、漢字にしておく ② 分かち書きしても、なお、かなでは判らなくなるところを、漢字にしておく といった程度に、考えたい。 ここまでで、現代の観光一般、ホテル、レストラン、旅行業関係の書きものに要求される漢字の多さの程度ともマッチしてくる。 その先は ③ 同音異語の表現の変更を図る ということで、これには、
【通解】しっかりした作法 「およばれ」で、美しく、振舞うのは、たしかに作法の極致である。 が、その紳士淑女が、便所・洗面所の使い方を、めちゃくちゃにしていたのでは、うわべの作法ができているだけ。 反対に、「およばれ」での仕草が、ゴツゴツしているにかかわらず、便所・洗面所の使い方が、1本、効いているほうが、人間として、立派である。 で、この章につき、わたくしは、異常に、力を入れる。 それは、たしかに、異常なのであるが。 【参考】尾籠は便所 漢の時代に漢民族は、まだ、多く黄河、楊子江のあたりに集まっており、南方に充分な展開を見せていなかった。 この南方人は、中央部の人たちから見ると、たえず、ガヤガヤ、やかましい人たちであった。 で、中央の人たちは、南方人を、「烏滸(おこ)」と呼んだ。 烏(からす)が滸(水際)に集まって、無秩序にガヤガヤいっているみたいということ。 この「烏滸」ということばは、
【通解】 本膳料理の基礎は、一汁三菜にある。 「菜(さい)」は「な」のことであり、副食物のことを指す。 一汁三菜の内容は、飯、汁、香の物、なます、煮物、焼物であり、飯と香の物は、数えない。 こうして見ると、料理の品数が「4品」ということになる。 で、 「4」 という文字について、これが「死」と同じ音であることから忌み嫌い、一汁三菜という分割した呼び方にしている。 また、菜の数は、かならず、奇数である。 このことは、日本において、奇数を陽とし、偶数を陰とする思想があり、奇数をめでたいものとすることによる。 一汁三菜、一汁五菜、二汁五菜、三汁七菜など、三汁十五菜まであるが、一汁四菜(偶数の菜)はない。 膳は、高足(たかあし)膳を用いる。高さ 40cm。 膳の配置は、かならず、まず、本膳 (一番目に出す膳) を膝前に置き、二の膳 (二番目に出す膳) を右側に置き、三の膳 (三番目に出す膳) を左
【参考】スプーン・ナイフ・フォーク略史 人類が火食するようになったのは、80万年前から。で、20~30万年前から調理用具として、木や貝がらのスプーンと、打製・磨製のナイフがあり、それが、BC3500年ごろからの青銅器時代に、青銅化するとともに、ここに、別に、串ざし用の串を得た。さらに、BC3000年ごろ、シュメール人は、犂(すき)を発明して、牛に引かせている。これによって、麦の反収が、いっぺんに80倍になったという。 ついで、BC2000年ごろから、スプーンもナイフも犂も串も、鉄製にかわっていった。 この鉄製の犂には、やがて、人の使うものとして、小型なものもでき、それに、子羊などを、まるざしにして、火にあぶるということも行われたらしい。 イエス・キリストのころ、ローマや小アジアの人たちの調理器具は、どうなっていたかというと、スプーンは、木製、包丁と串とフォークは鉄製であったようである。 同
【通解】 上着胸のポケットにハンカチーフを入れ、これを、上にのぞかせているものを「ポケット・チーフ」という。 ハンカチーフが胸のアクセサリーになったのは、1800年代後半からであり、そのため、上着の心臓の個所にポケットが必ず、つくようになった。 それまで、ツルンと何もない上着が多かった。 現代では、燕尾服、モーニング・コート、タキシード、背広を着た以上、ポケット・チーフを装用することが、ひとつの義務のようになっている。 ポケット・チーフは、あくまで、飾りであるから、これを実用しない。 そこで、ハンカチーフでない、然るべき布を用いてもよい。 ハンカチーフは、日本製のばあい、一般に1辺42cm であるが、輸入品は1辺48cm 。 ポケット・チーフは、胸ポケットに入れて、動きまわるうちに、ポケットの中に、落ち込んで、形をなさなくなるものであるから、ポケットの内側にピン止めしたり、その他、さまざま
文書心得 第1章 論文の書き方◆目次 第1章 論文の書き方 第1節 PILE法とDUMP法 第2節 文書とは 第3節 文書心得とは 第4節 文書と時代 第5節 標準とは 第6節 プロ・ライター・レベル 第7節 減点法 第8節 諸君はどのくらい、こなされるか 第9節 用紙 第10節 行と字詰め 第11節 筆記具 第12節 採点表 第13節 論文のサンプル 第14節 6つのHOOK 第15節 宛名 第16節 発信日付 第17節 発信者名 第18節 表題 第19節 「以上」の文字 第20節 ページ番 第21節 本文の長さ 第22節 パラグラフ分け 第23節 文章のまとめ方 第24節 本文内容についての注意 第25節 文字の書き方の一般 第26節 マル 第27節 句読点 第28節 ナカポツ 第29節 疑問符と感嘆符 第30節 カギ、カッコ、クォーテーション・マーク 第31節 テンテンテンとダッシュ
作法心得 第7章 飲食・喫煙◆目次 第7章 飲食・喫煙 第1節 タバコ作法 第2節 チューイン・ガム 第3節 パーティー外での立食作法 第4節 拝借 第5節 テーブル・マナー総説 第6節 洋食食事時間の長さ 第7節 レストランヘの到着 第8節 レストランヘの入場 第9節 レストランでの着席 第10節 テーブル・コース 第11節 メニュー 第12節 テーブル・セッティング 第13節 正客 第14節 会話 第15節 ウェーターとの応対 第16節 テーブル・ナプキン 第17節 スプーン、ナイフ、フォーク 第18節 水・酒 第19節 パン、バタ 第20節 スープ 第21節 オードーブル 第22節 取り分け 第23節 魚料理 第24節 肉料理(鳥肉) 第25節 肉料理(牛肉・豚肉・羊肉) 第26節 温野菜 第27節 サラド 第28節 左ききの方のために 第29節 塩、スパイス 第30節 ソース 第3
作法心得 第4章 美容と服装◆目次 第4章 美容と服装 第1節 作法とオシャレの区別 第2節 記号性 第3節 ほんとうに清潔であるほかに、外見も清潔であれ 第4節 鏡と姿一般 第5節 顔と手 第6節 男子頭髪 第7節 男子のにおい対策 第8節 女子の化粧 第9節 服装の体系 第10節 男子礼服の細部 第11節 Town Wear 第12節 くずし着の方法 第13節 上着 第14節 ズボン関係 第15節 ネクタイ 第16節 ポケット・チーフ 第17節 ハンカチーフ 第18節 靴(男性) 第19節 オーバー・コートなど 第20節 着替えなど 第21節 女子礼服の細部 第22節 女子のタウン・ウェア 第23節 女子のカジュアル・ウェアなど 第24節 アクセサリー 第25節 靴(女性) 第26節 手袋 第27節 オーバー・コート 第28節 帽子 第29節 ハンド・バッグ 第30節 下着 第31節
【参考】タバコ タバコは、AD450年ごろ、メキシコで、宗教儀式のとき、パイプで吸っていたようである。そういう記録があるとのこと。 ヨーロッパにタバコを伝えたのは、コロンブスである。1493年。 それから、タバコについて、賛否両論があったようであるが、1665年、ロンドンで、かわったことが行われた。当時、ロンドンでは、ペストのため、10万人が死んだ。人口、80万のロンドンであったから、12~13%が死んでしまったことになる。このとき、ペスト菌に対し、タバコがよいという医学説が出、「では、やってみよう」ということになり、誰もかも、タバコを吸う練習をするようになった。とうとう、イートン・スクールの小学生までが、学校で喫煙を教えられた。 しかし、翌年、1666年、タバコの火が原因で、ロンドンに大火がおこり、それから、かぎタバコが流行するようになった。 タバコがよくないことは、わかる。で、わたくし
【型1】Full Court Dress Full Court Dress 直訳すれば、宮廷 (court) 正装であるが、この服装は、形から、Tail Coat と俗称され、日本語には、「燕尾服」と訳されている。 シビル礼服*としての大礼服。 勲章を所持する者は勲章、全部佩用(はいよう)。 招待状などに、服装指定として、Most Formal、または、White tie (Cravate blanche) と書いてあるときに着用する。 この服装には、細かい規定があり、それを、どこか省略して着用すると、はなはだ、失礼であるとされる。 同じ Full Court Dress であるが、勲章をはずし、中礼服に用いるとき、俗称として、Formal Evening Coat といい、さらに、略して、Evening Coat という。 この中礼服としての (Formal) Evening Coat
第48節 かなづかい 固有名詞の場合を除き、ケは使わず、カを使われよ。(△2) (例) 1カ年 53カ町村 何カ月 市ケ谷 この「カ」や「ケ」は小文字とされよ。(△2) このケを使わず、カを使えということは、しばしば企業体からの出向生において、なかなか守られない。 つまり、自企業体の中で、ケと書くことが正しく、カと書くことが、幼稚なまちがいであると、いわれ続けておられるからであろう。 しかし、本校では、国語審議会の定めのとおり、カは正しく、ケは正しくないとする。 連続同音のとき、2番目のかなを「ゝ」とされるな。(△2)
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【通解】アテネ系握手と法王系握手 握手も、本来、自然発生的なものである。 日本の鎌倉文学にも、「ともに、手をとりあいてぞ、むせびける」 などというのがある。 が、なかば、儀礼的なものとして、これを行なうようになった始めは、いちおう、アテネ武士団であったとされている。(BC 400年代) これが、その以前、さらに東方とか、エジプトとかから輸入されたものであったか、どうかを知らない。 アテネ武士は、武術の試合のあと、右手の剣や槍を左手に持ちかえ、あいた右手同士、握りあったという。 このアテネ武士は、さらに、日常の面談のあとにも、この握手を行なうようになり、これが、アテネ全市民男子の挨拶の仕方に広まったという。 しかし、男子対女子、女子対女子のとき、この握手という挨拶形式は、なかったようである。 また、この握手は、男子相互のときも、対等関係においてのみ、行われたようである。 このアテネ市民の握手
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【参考】西洋男子靴の歴史的な流れ 中世、男子靴は、次の2種類であった。 戦闘、乗馬・川漁用 …… ブーツ 一般徒歩用 …………… パンプス(右図) ブーツは、皮・布製であり、パンプスは、木皮・布製であった。 このパンプスとは、ひもがない。 こん日も、パンプスは、男女両用のものがある。 宮廷用として、武官はブーツのまま、文官はパンプスを用いてきた。 1700~1800年代に入っても、軍服以外のフォーマル・ウェアの靴は、パンプスであった。 さらにそこで、1900年代に入っても、テール・コート、モーニング・コート、タキシードに用いる靴はパンプスであった。 現代でも、ウェーターの靴は、宮内官の靴と同じくパンプスである。 元来、ひも結びの靴は、ひも結びのブーツの短くなったものである。 くるぶしの上まであるアングル・ブーツが一般化したのは1500年代で、始め、タウン・ウェアないしカジュアル・ウェアに用
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