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Mirakurunチャンネル設定更新スクリプト Mirakurunのチャンネル設定を更新するスクリプトを作ってみました。 スポンサーリンク はじめに Mirakurunのチャンネル設定は地デジのみ自動設定が可能ですが(2019年2月10日現在)、BSとCSは手作業で設定を記述する必要があります。 2018年に4K放送開始の影響で既存のBS/CSの放送局の帯域再編があり、そのたびに設定を変更するのは面倒だなと感じていました。 そこで今回、地デジ、BS、CSのチャンネル設定を更新するPerlスクリプトを作りました。 ただし、スクリプト単体では動作せず、epgdumpコマンドを使用する必要があります。epgdumpはデジタル放送のストリーミングであるMPEG2-TSからEPGデータを取得するためのコマンドです。 なお、Mirakurunにもmirakurun-epgdumpと言うコマンドが付属し
PLEX社製TVチューナーのPX-W3PE4、PX-Q3PE4、PX-W3U4の非公式Linuxドライバのインストール方法と録画確認の手順をまとめました。Ubuntu、Debian、CentOSのそれぞれについて説明します。 スポンサーリンク はじめに 紹介するドライバは、PLEX社が提供している公式ドライバではなく、有志の方が作られた非公式のドライバです。 PLEX PX-W3U4/W3PE4/Q3PE4 用の非公式版Linuxドライバ 公式ドライバはバイナリファイルのみの提供なので、特定バージョンのLinuxディストリビューションでしか使用できません。また、動作の安定性にも不安があるようです。実際に私も挙動がおかしいなと感じることが何回かありました。何よりPLEX社があまり熱心ではないため、アップデートに期待が持てません(最終更新が2018年6月)。 それに対して非公式ドライバは、今現
CentOS7で例えばバージョン7.4に固定したり、7.5から7.4にダウングレード(バージョンダウン)する方法について説明します。 スポンサーリンク バージョンの固定 例としてCentOS 7.4に固定する方法について説明します。 固定したいバージョンの確認 CentOS 7.4のバージョンは、リビジョン番号まで含めると”7.4.1708”が正確なバージョンになります。バージョン固定にはこれが必要になります。 正確なバージョンの手っ取り早い確認方法は、CentOSのリポジトリのページを見るのが良いでしょう。 上の画像のようにバージョン名でフォルダのリンクが並んでいます。これで7.4の正確なバージョンが”7.4.1708”である事が分かります。 バージョンを固定する方法 先程確認した正確なバージョンをファイル”releasever”として新規作成します。以降のコマンドは全てrootになって
Debianの場合、カーネルバージョン4.9.0-6をインストールする必要があります。 # apt-get install linux-image-4.9.0-6-amd64 linux-headers-4.9.0-6-amd64 続いて、カーネルバージョンを固定するための設定ファイルを作成します。 # vi /etc/apt/preferences.d/linux-kernel 以下を書き込みます(ダブルクリックで選択状態にしてCtrl+Cでコピー可)。 Package: linux-image-amd64 Pin: version 4.9.0-6* Pin-Priority: 1001 Package: linux-headers-amd64 Pin: version 4.9.0-6* Pin-Priority: 1001 OSを再起動後、カーネル4.9.0-6で起動して下さい。 Ub
Ubuntu・DebianにChinachu γ(ガンマ)をインストールする手順を説明します。 スポンサーリンク はじめに 本記事は以下の2つ記事の内容を実行済みであることを前提に説明します。 録画サーバ構築の前準備(Ubuntu・Debian編)、Chinachu・epgrec UNA対応 Mirakurunのインストール手順(Ubuntu・Debian・CentOS) 上記記事の内容を実行していない場合、先にそちらをご参照下さい。 なお、本記事はUbuntuを基準にして作成しているため、rootで実行するコマンドではsudoを使用しています。sudo実行箇所は、Debianではrootユーザーとしてsudoを省略して実行してください。Debianでsudoコマンドをインストールしたい場合、前準備の記事にsudoのインストール方法をまとめているので、そちらをご参照下さい。 本記事はChi
2018年1月、Intel製CPUにハードウェア設計上の脆弱性がある事が報道されました。この修正によりCPU性能が大幅に低下する事が問題点として挙げられています。 個人的にこの脆弱性について疑問点があったので調べてみました。 スポンサーリンク 報道の震源地はどこ? 日本でCPUの脆弱性について報道されたのは、1月4日のことです。 The Register記事:Kernel-memory-leaking Intel processor design flaw forces Linux, Windows redesign 最初にこの件を報じたのは、英国の”The Register”と言う技術系のニュースサイトでした。投稿日時は現地時間の1月2日19時29分(日本時間:1月3日3時29分)です。Intel製CPUにハードウェ設計上の欠陥が見つかり、OS側の修正により5~30%も処理性能が低下する
つまり、現在要求されているNode.jsのバージョンは、8.9.4以上9.0.0未満または10.11.0以上11未満がと言うことが分かります。 バージョン表記について詳しく知りたい人は”The semantic versioner for npm”をご参照下さい。 Node.jsは、現状どのディストリビューションでも、要求バージョンより古いバージョンのパッケージしか提供されていないようです。そこで、別の手順で最新版をインストールします。 以降の手順は、公式サイトの手順に則ったものです。 以下の説明中の”setup_10.x”の箇所は、この節の冒頭で説明した要求されるNode.jsのバージョンに従います。バージョン12.0以上が要求されれば”setup_12.x”になります。 Ubuntuの場合 $ curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_10.x
Debianインストールのソフトウェア選択時、「標準システムユーティリティ」が何なのかずっと気になっていました。標準と言うぐらいなのでインストールしたほうが良さそうなのですが、インストールしてもしなくても何が変わるのかさっぱり分からないのです。ググッてみてもさっぱり分からなかったので、自分で調べてみました。 スポンサーリンク インストールされるパッケージ Debian 8.2をVMware上でインストールし、標準システムユーティリティの有り/無しで差分を見ることで確認しました(本当はインストール用のDVD.isoから分からないかと思ったのですが無理でした)。 $ dpkg -l 上記のコマンドでインストール済みのパッケージを確認し、差分を確認しました。すると標準システムユーティリティをインストールした環境では198個ものパッケージが追加インストールされていることが分かりました。そのパッケー
これらのデフォルト値のいくつかはスクリプト内でも変更できるようにしています(20行目付近)。特に出力解像度1280×720では非力なCPUではエンコードに時間がかかるので、1024×576に小さくするなど環境に合わせて変更して下さい。 my $preset_file = "/usr/local/etc/ts2enc.ffpreset"; my $reso_large = "1280x720"; # 自動判定時の出力解像度(大) my $reso_small = "720x480"; # 自動判定時の出力解像度(小) my $quality = 25; # CRF値(画質, 0-51の範囲指定, 値が小さいほど高画質) my $v_brate = "1000k"; # 動画ビットレート ※ 2-pass時のみ使用 my $a_brate = "192k"; # 音声ビットレート 基本的なオプ
録画サーバ用途でCentOS 7をインストールする手順と注意点について説明します。本記事が対象とする録画サーバソフトはChinachuとepgrec UNAです。 スポンサーリンク インストールする前に決めておくこと 固定IPアドレス LANを固定IPアドレスで運用している場合、録画サーバでも同様に固定IPアドレスを決めます。 DHCPでIPアドレスを設定している場合、毎回IPアドレスが変わると録画サーバに接続できない原因になります。そのため、録画サーバのMACアドレスを調べて、それに対応する固定IPアドレスをルーターで設定するようにします。 録画用ディレクトリの場所とサイズ CentOSでパーティション構成を自動で行う場合、HDDやSSDのパーティションサイズは以下のようになります。
スキャナタワーの記事の続きです。本体とは別に作成した付属物(台車、ブックプレッサー)について紹介します。 スポンサーリンク スキャナタワーの一番下のデッドスペースに収まるように裁断機を置く台車を作りました。裁断機のハンドルを倒した状態で収まるようにしています。この裁断機の欠点は、約6kgと重く、使わない時でもハンドルが上がったままなことです。Durodexの200DXと言う製品だとハンドルを下げた状態でロック出来、なおかつ立てて収納出来るのですが、この製品はハンドルが上がったままなのでうまく収納出来ず、使わない時もスペースを取ってしまうのです。しかし、200DXは約4万円もするため買い替えるのもためらわれ、今回なんとかそれら欠点を解消出来ました。
Linuxを習得するにはどうすれば良いのか、そんな疑問に応えるためにLinuxの学習・習得方法をまとめました。 スポンサーリンク 「Linuxを使いこなす」とは? 「WindowsやMacを使いこなす」と書くと皆さんどのようなイメージを持つでしょうか?大体以下の様なことを思いつかれるのではないでしょうか。 メールソフトを使うことができる ブラウザを使うことができる Officeを使うことができる アプリケーションのインストールができる OSの各種設定変更ができる ドライバをインストールして新しい機器を使えるようにできる では、Linuxではどうでしょう。私が考える「Linuxを使いこなす」は、WindowsやMacのものとは異なります。 コマンドラインだけで作業できる シェルの環境設定ができる シェルスクリプトを作成できる viエディタを使える ディレクトリ構造を把握している システム設定
古いLinuxでFFmpegをほぼ全自動でビルドする方法をまとめました。開発環境のパッケージをインストールして、後はスクリプトを実行するだけでビルド&インストールまで行うことができます。最新のLinux環境で行う場合、「LinuxでFFmpegをほぼ全自動でビルドする(CentOS、Ubuntu等に対応)」の記事をご参照下さい。 ビルドするFFmpegは、libavcodecでサポートされている標準エンコーダの他に以下のエンコーダを追加します。 ビデオエンコーダ(Video Encoder) H.264 H.265 VP8 Theora オーディオエンコーダ(Audio Encoder) AAC MP3 Ogg Vorbis Opus スポンサーリンク 前置き(Introduction) 当初、最新のLinux環境で最新のFFmpegをビルドするスクリプトを「LinuxでFFmpegをほぼ
Chinachu Airのチューナー制御部であるMirakurunのインストール手順と録画方法について説明します。 スポンサーリンク Mirakurunとは? Mirakurunは地デジ・BS/CSチューナーをLAN内で共有するためのソフトウェアです。WindowsにはSpinelと呼ばれる同様のソフトがあり、そちらの影響を受けて作られたようです。このMirakurunの登場により、従来のLinux録画サーバでは不可能だった、1つのチューナーを複数のクライアントで共有しての録画(サイマル放送の同時録画、BS/CSの同一TP内の複数番組同時録画等)、1つのチューナーで録画しながらリアルタイム視聴することも可能になります。 本記事で紹介するのはLinuxでのインストール手順ですが、実験段階とは言えWindows 10でも動作します。動作例の報告はありませんが、OS Xでも動作するようです。 ご
これから録画サーバを作りたい人向けに運用方法とおすすめパーツを紹介する記事です。 情報が古くならないよう、本記事は不定期に更新しています(最終更新日:2019年02月02日)。 スポンサーリンク 録画サーバは24時間稼働が基本となります。録画直前にスタンバイ状態から復帰させる運用方法もありますが、録画時刻とスタンバイ復帰時刻を連動させるのが難しいです。かなり面倒そうなので私自身行っていません。そのため、省電力PCで24時間稼働させるのが一番楽な運用方法だと思います。 24時間稼働でも省電力PCならば1ヶ月の電気代を数百円で済ませることも可能です。省電力PCに関しては、「省電力PC向けおすすめハードウェア構成」と言う記事を書いています。省電力PCの組み方は、そちらの記事をご覧下さい。 ハードウェア構成を最初に悩むところですが、録画ファイルの保存方法も事前に決めておくべきです。MPEG2-TS
省電力PC向けのおすすめハードウェア構成を紹介します。 情報が出来るだけ古くならないよう、本記事は不定期に更新しています(最終更新日:2019年04月11日)。 スポンサーリンク 本記事で言う「省電力PC」とは、可能な限り消費電力を抑えたPCのことです。消費電力は常時100W未満を目標とします。性能を求めなければ、50W未満も可能です。 100W未満を実現するため、グラフィックボードは搭載できません。そのため、最新の3Dゲームを遊ぶ用途には向いていません。 この記事におけるPCの使用用途は、メールやブラウザ、文書作成などの普段使いのPCから24時間稼働のサーバーまでを想定しています。 まず最初にPCの構成要素について説明します。PCを自作する場合、最低限以下のパーツが必要になります。 PCケース 電源 CPU メモリ マザーボード HDDもしくはSSD 冒頭に書いた通り、消費電力を抑えるた
この記事は映画「レヴェナント」とその原作本の疑問点を個人的に調べてまとめたものです。また、解説的な内容も含みます。ネタバレ全開なので、映画をまだ見ていない方や原作小説を読む予定の方はご注意下さい。 スポンサーリンク 「レヴェナント」の意味 ”レヴェナント”の英語のつづりは”revenant”です。造語ではなく、英和辞書で調べると載っている単語です。幽霊、亡霊、長い不在から戻ってきた人を意味します。副題の「蘇えりし者」の意味そのままです。 なお、本来の送り仮名は”蘇る(よみがえ・り)”が正しいのに、なぜ”蘇える(よみが・えり)”としたのか良く分かりません。明らかな誤りなのですが、邦題を決める際に誰も気付かなかったのでしょうか。日本語変換でも”蘇えり”は絶対に出てこないので、誰も気付かないはずはないのですが……。誤りなのかわざとなのか、謎です。 2016年5月10日追記)ご指摘があったため改め
SoftEther VPNでLinux録画サーバを外部から接続する方法(Ubuntu・Debian編) SoftEther VPNを使ってLinux録画サーバを外部から接続する方法について説明します。この記事では外出先でスマホやPCからChinachu、epgrec UNAの録画予約ができることを最終目標としています。 IPsec/L2TPにより暗号化されたVPN接続を行うので、比較的安全に外出先から家のLAN環境に接続することが可能になります。一旦VPN接続することができれば、家のLAN環境のあらゆるネットワーク機器にアクセス可能になり非常に便利です。 本記事でSoftEther VPNサーバーをインストールするOSはUbuntuまたはDebianです。しかし、主な設定はWindowsから行います。これは、設定アプリがWindows用しか用意されていないためです(一応コマンドでも設定可能
録画サーバ向けのおすすめのハードウェア構成を紹介します。昨年の10月に同様な記事を投稿したのですが、2016年の1月時点で紹介しているマザーボードやベアボーンなどの購入できない商品が増えてしまい、ほとんど役に立たない記事になってしまいました。 そこで、2016年初頭版として内容を新たに記事を作成しました。しかし、前の記事が3ヶ月持ってない事を考えると、春季版、夏季版と言った頻度で更新する必要があるかもしれません。またその時に考えます。 2016年6月19日追記)本記事の情報も古くなってしまったため、「省電力PC向けおすすめハードウェア構成」と「今から始める録画サーバの運用方法とおすすめパーツ」の2つの記事にまとめなおしました。どちらの記事も情報が古くならないように随時更新中です。 スポンサーリンク
LinuxでFFmpegをほぼ全自動でビルドする方法をまとめました。開発環境のパッケージをインストールして、後はスクリプトを実行するだけでビルド&インストールまで行うことができます。 ビルドするFFmpegは、libavcodecでサポートされている標準エンコーダの他に以下のエンコーダを追加します。 ビデオエンコーダ(Video Encoder) H.264 H.265 VP8 Theora オーディオエンコーダ(Audio Encoder) AAC MP3 Ogg Vorbis Opus その他(etc) libass(字幕:Script) 申し訳ありませんが、CentOS 6.xは本記事では非対応とします。gccなどのバージョンが古く、最新のソースコードのビルドが通らなくなったためです。古いディストリビューションに関しては、「古いLinuxでFFmpegをほぼ全自動でビルドする」の記事
今まで投稿した録画サーバの記事を全てまとめました。今後も新たに関連記事を投稿した際はこのページも更新していきます。よろしければ、このページをブックマークして頂ければ幸いです。 なお、質問等のコメントはこのページではなく関連する記事のほうでお願いします。 スポンサーリンク
先日、おすすめパーツとおすすめハードウェア構成の記事を書いたのですが、自分で実際に作ってないのは記事に説得力が無いなと思い、また、記事を書いている最中に久しぶりに組み立てたくなったので、前記事の内容に沿う形で録画サーバ用PCを作成しました。 作成したPCは、Celeron J1900をマザーオンボード搭載のPCです。電源はACアダプタです。パーツ構成、作成手順、消費電力についてまとめました。 スポンサーリンク
LinuxにインストールしたSoftEther VPNサーバーをSoftEther VPNサーバー管理マネージャを使用してIPsec/L2TP設定を行う方法について説明します。 LinuxへのSoftEther VPNサーバーのインストール方法については下記記事を参照して下さい。 SoftEther VPNでLinux録画サーバを外部から接続する方法(Ubuntu・Debian編) SoftEther VPNでLinux録画サーバを外部から接続する方法(CentOS 7編) スポンサーリンク サーバー管理マネージャインストール SoftEther VPNサーバー管理マネージャはWindowsアプリケーションです。Mac OS版やLinux版は存在しません。もしMac OSやLinuxで動かしたい場合、仮想環境のWindowsやWineを使用して下さい。本記事ではその方法については説明しませ
先日、映画「オデッセイ」を観に行きました。私は原作本を読んでから観たので内容を理解できたのですが、逆に読んでいないと理解できない、分かりにくいシーンがたくさんあります。そこで、この映画の解説を記事にまとめました。 スポンサーリンク はじめに この記事は映画をすでに観ている人向けに書いています。盛大にネタバレしていますので、映画を見てない方はご注意下さい。また、この記事の内容は原作本を読めば分かることがほとんどです。そのため、原作本を読む予定の方はブラウザバック推奨です(記事を読むと確実に読書の楽しみを奪います)。 そもそも、この記事を書こうと思ったきっかけは、「映画オデッセイ わかりにくい」で検索してこのブログに来た方がいたからです。用語などで検索して来る方もいました。 私は字幕版と吹き替え版の両方を観ましたが(感想記事はこちら)、内容を思い出してみると確かに短時間で理解するのは難しいだろ
LinuxでMPEG2 TSから字幕情報を抽出してFFmpegで動画に埋め込む方法について説明します。 生のMPEG2 TS Linux録画サーバのChinachuやepgrec UNAで録画した場合、通常はMPEG2 TSファイルに字幕情報は含まれていません。理由は、recpt1コマンドのオプションで”–sid”を指定しているため、字幕情報などが省略されているためです。 そのため、字幕情報を抽出したい場合、省略されていない生(なま)のTSを録画する必要があります。ただし問題なのは、生TSはマルチ編成の番組(1チャンネルでニュースと野球を放送等)やEPG、ワンセグを全てまとめた1つのファイルに録画してしまうことです。そのため、ファイルサイズが”–sid”オプション指定時よりも大きくなります。 また、マルチ編成の番組の場合、PCでは現状はメインの番組の字幕情報しか抽出できなさそうです。私が調
この記事で紹介するのは、Ubuntu・Debian向けの録画サーバ構築のための前準備です。Chinachuとepgrec UNAインストール前の共通作業をまとめたものになります。OS環境、サービス設定(NTP、Samba)、開発環境構築、録画機能設定(arib25ライブラリ、recpt1等)を順を追って説明します。 本記事が対象とするOSはUbuntu 14.04LTS以降(2018年8月時点の長期サポート版は18.04LTS)、Debian 8 Jessie以降(2018年8月時点の最新版はDebian 9 stretch)です。 本記事で取り扱うTVチューナーボードはPT3 Rev.Aです。 なお、実行ユーザーを区別するため、シェルのコマンド表記は以下の様にしています。 [user@centos]$ 一般ユーザーとして実行 [root@centos]# rootとして実行 スポンサーリ
録画サーバ向けのおすすめのハードウェア構成を紹介します。24時間稼働を前提としているので、省電力対応で消費電力を低めに抑えることを前提としました。 おすすめパーツに関しては「これから録画サーバを作りたい人向けのおすすめパーツ」の記事をご覧ください。 2016年6月19日追記)本記事の情報も古くなってしまったため、「省電力PC向けおすすめハードウェア構成」と「今から始める録画サーバの運用方法とおすすめパーツ」の2つの記事にまとめなおしました。どちらの記事も情報が古くならないように随時更新中です。 スポンサーリンク CPUとPCの消費電力の関係 ハードウェア構成の説明に入る前にPCの消費電力に関して説明します。 最終的にPCを組み立てた時の消費電力は搭載されているCPUと相関関係にあります。そこで、省電力なCPUを中心に完成品のPCの消費電力を調べてみました。消費電力の少ないほうから順に並べる
CentOS 7にChinachu β(ベータ)をインストールする手順を説明します。 最新のChinachu γ(ガンマ)については、本ブログ記事の『Chinachu γ(ガンマ) インストール手順(CentOS 7編)』をご参照下さい。 本記事は『録画サーバ構築の前準備(CentOS 7編)、Chinachu・epgrec UNA対応』の内容を実行済みであることを前提にしています。前記事の内容を実行していない場合、先にそちらをご参照下さい。 本記事で取り扱うTVチューナーボードはPT3 Rev.Aです。 なお、実行ユーザーを区別するため、シェルのコマンド表記は以下の様にしています。 [user@centos]$ 一般ユーザーとして実行 [root@centos]# rootとして実行 [chinachu@centos]$ ユーザーchinachuとして実行 スポンサーリンク 事前準備 ア
Ubuntu・DebianにChinachu β(ベータ)をインストールする手順を説明します。 最新のChinachu γ(ガンマ)については、本ブログ記事の『Chinachu γ(ガンマ) インストール手順(Ubuntu・Debian編)』をご参照下さい。 本記事で取り扱うTVチューナーボードはPT3 Rev.Aです。 なお、本記事はUbuntuを基準にして作成しているため、rootで実行するコマンドではsudoを使用しています。sudo実行箇所は、Debianではrootになって先頭のsudoを省略して入力してください。Debianでsudoコマンドをインストールしたい場合、前準備の記事にsudoのインストール方法をまとめているので、そちらをご参照下さい。 スポンサーリンク Chinachu専用のユーザーchinachuを作成して作業します。普段使用しているユーザーでそのまま作業しても
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