青森県八戸市の病院で、院内の殺人事件を隠蔽しようとしたとして元院長らが逮捕された事件で、被害者の死因を「肺炎」としたうその死亡診断書の名義人となった医師と同じ名義の診断書が200人分以上見つかり、7割以上で死因が肺炎とされていたことが、警察への取材で分かりました。この医師は殺人事件の当時、認知症の疑いがあって入院中だったということで、警察が詳しく調べています。 おととし3月、八戸市の「みちのく記念病院」で男性患者が別の患者に殺害された殺人事件を隠蔽しようとしたとして、元院長で、運営法人の理事長の石山隆 容疑者(61)と、男性の主治医で、弟の石山哲 容疑者(60)が犯人隠避の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、2人は容疑を否認しているということです。 殺害された男性患者の死亡診断書には死因が肺炎と書かれていましたが、名義人となった医師と同じ名義の診断書が、事件までの2年間で、200人分
