納入時に品質を確保する「受入テスト」と「総合テスト」:ビジネスサクセスのための“情報システム品質”(3)(1/2 ページ) 情報システムの品質を考えたとき、開発されたソフトウェアの「受入テスト」「総合テスト」は、極めて重要である。情報システム品質を確保するためのチェックポイントとは? ユーザー企業の情報システム開発の最終段階は、協力会社または自社でのソフトウェア開発がほぼ終了した後、ユーザー企業側での受入テスト、総合テストである。このポイントでの品質は、実際の運用に供するためには欠かすことができない。 受入テスト 情報システム開発において、ソフトウェア開発のすべてを内製することは、人材面・稼働面・コスト面から見て現実的ではない。本稿ではソフトウェアのかなりを外製していることを想定しているが、協力会社から「はい出来上がりました」と持ち込まれて、すぐ動くとは限らないし、複数の協力会社に依頼して