トレンドマイクロは2017年9月22日、Android端末向けのオンライン銀行アプリを偽装する不正アプリ「BankBot」を「Google Play」上で確認したとして、注意を呼びかける文書を発表した。 誤って動作させると、ユーザーIDやパスワード、2要素認証用コードなどを窃取される可能性がある。世界中の銀行が攻撃対象になっており、日本国内銀行7行も含まれるという。7行の具体名は明らかにしていない。 トレンドマイクロの調べによると、BankBotは2017年1月ごろから現在まで、通常の銀行アプリや娯楽アプリを装って配布されている。「実行環境が実際のスマートフォン端末上である」「端末の位置情報がCIS(独立国家共同体、旧ソビエト連邦構成国の一部)以外である」「対象となる銀行の正規アプリが端末にインストールされている」という3つの条件を満たしたときのみ動作する。 アプリでは、正規の銀行アプリを
