英語メディアが伝える「JAPAN」をご紹介するこのコラム、今週はもちろん参院選の結果についてです。消費税議論や政権運営で有権者が民主党に批判票のイエローカードをつきつけたのはさもありなんだが、では財政再建はどうするの? 何かと言えばさっさと首相を交代させようとするその風潮はどうなの?――というような論調が英米各紙には見られました。(gooニュース 加藤祐子) 国家運営など、なくなるのか 実際にイエローカード大量放出でこのままどうなってしまうのかとハラハラしたのは、スペイン対オランダのワールドカップ決勝でした。それに先立つ7時間半前、日本ではご存知のとおり開票開始と同時に「与党過半数割れ」参院選の結果が出ました。 選挙戦中もさまざまなサッカー比喩が飛び交い、自分もついつい日常会話にサッカー比喩を紛れ込ませていたこの一カ月だったので、無理もないこととは思いますが、英『フィナンシャル・タイムズ』