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普段UMLを使っていない方に、UMLを使った要件定義の話をしてもなかなか受け入れられません。重要なことは要件の定義であり、UMLの表記法やツールの使い方を覚えることではありません。そこで今回から、UMLを使わずに簡単な入力でスムーズに要件定義の情報をまとめられる「要件のツボ」を紹介します。 はじめに 普段UMLを使っていない方に、UMLを使った要件定義の話をしてもなかなか受け入れられません。「要件定義したいのであってUMLを覚えたいわけではない」あるいは「要件定義を行うためにわざわざUMLを覚える時間はない」などの声が返ってきます。それはもっともで、重要なことは要件の定義であり、UMLの表記法やツールの使い方を覚えることではありません。 そこで今回から、UMLを使わずに簡単な入力でスムーズに要件定義の情報をまとめられる「要件のツボ」を紹介します。 個別の情報を「表形式」で並べて表現する 第
はじめに 「上流工程で作成するドキュメント」というとWordやExcelなどを使い、自然言語(文章など)で表したものをイメージすると思います。しかし、昔から自然言語での表現はあいまいになることが多く、仕様としては適さないことが指摘されています。 皆さんも過去に意味不明な要件定義書を受け取ったことや、「いろいろ書いてあるけど重要なのはたった1行だった」あるいは粒度がバラバラで統一感のないものなどさまざまな要件定義書を見てきたと思います。 前回は要件定義には構造があり、その構造を使うことで要件をスムーズに定義できることを紹介しました。今回はその構造に沿った具体的な定義の方法をご紹介します。 リレーションシップ駆動要件分析(RDRA)は、その名のとおりリレーションシップが重要な意味を持ちます。その情報のつながりを直接表現できる図的な方法としてUMLを使います。 UMLを使って要件を定義する 視点
Java Enterprise Edition(Java EE)は長年にわたり、さまざまな業界においてエンタープライズビジネスアプリケーションを開発し配備するための最上のプラットフォームであり続けてきました。本稿では、Java EEアプリケーションのアーキテクチャとデザインの基本事項を説明します。 はじめに Java Enterprise Edition(Java EE)は長年にわたり、さまざまな業界(銀行業、保険業、小売業、接客業、旅行業、電気通信業など多数)においてエンタープライズビジネスアプリケーションを開発し配備するための最上のプラットフォームであり続けてきました。それはとりもなおさず、銀行基幹業務オペレーションから航空座席予約エンジンに至るまであらゆるものをサポートする堅牢でスケーラビリティの高い分散アプリケーションを構築できる標準ベースのプラットフォームをJava EEが提供し
あなたはテキスト指向、それともダイヤグラム指向?:UML BASIC LECTURE(1)(1/2 ページ) ユースケースのわな:機能 vs. 価値の提供(サービス) 書籍や文献、セミナーなどが増えてきた関係で、ユースケースという技法が数年前と比較するとだいぶポピュラーになってきました。いろいろなところで話をするときも、以前は「ユースケースって何」といった入門的なところからの話題が多かったのですが、いまは「本当はどこまで書けばよいのか」「どうすれば効果的に使えるのか」といった実践的な部分に関心が移ってきているようです。実はそれはUML全体にもいえることなのですが、特にとっつきやすいユースケースにおいて、最も顕著であるといってよいでしょう。 とはいえ、ユースケースの考え方自体はそれほど新しい概念ではなく、もともとの発想は1967年といいますから、業界的には古い考え方といってもよいかもしれませ
オブラブの技術文書 ここでは、オブジェクト指向技術に関する記事を、雑誌や書籍に紹介した内容も含めて、公開します。 カテゴリキーワード別に分類されています。 オブジェクト指向 オブジェクト指向全般にわたって取り扱っている記事を紹介します。 ≫GO. Java 「Java」に関連する記事を紹介します。 ≫GO. C# 「C#」に関連する記事を紹介します。 ≫GO. サルでも!シリーズ オブジェクト指向ビギナー向けの記事を紹介します。 ≫GO. UML 「UML」に関連する記事を紹介します。 ≫GO. パターン 「パターン」に関連する記事を紹介します。 ≫GO. エクストリームプログラミング 「XP」に関連する記事を紹介します。XPに興味のある方は、XP-jp [コミュニティ] のページも是非、訪れて下さい。こちらでは、より多くの技術文書を提供しています。 ≫GO. リファクタリング 「リファク
本章では、UMLのダイアグラム(図)の基本的な描き方を取り上げます。 Java言語入門レベルを卒業した方が対象ということなので、 Java言語を題材にUMLを学んで行きましょう。 厳密なものではありませんが、ソースコード付きの例を示すことで、 この章を参考にしながら図を描けることを目的としています。 ソースコードと言いましても、文法的に難しいものは出しませんので、 Java言語に対する知識がない方でも、オブジェクト指向言語に対する知識をお持ちであれば 問題なく理解できると思います。一般に取り上げられる順序とは多少異なるかもしれませんが、 今回は以下の順で図を扱います。 クラス図(パッケージ図を含む) オブジェクト図 シーケンス図 コラボレーション図 状態図 ユースケース図 アクティビティ図 コンポーネント図 配置図 それでは始めましょう。
読者のみなさま ずっとストップしていました「初歩のUML」。第4回をお待ちになっていた方々には、大変ご迷惑をおかけしました。このたび@IT編集局と協議した結果、「初歩のUML」を12回程度の本格的な連載にすることになりました。そこで、第1回~第3回の改訂したものを2月中にリリースし、第4回を3月初旬にリリースすることにしました。 第4回では、モデルのJavaによる実装についてお話する予定でしたが、連載改訂案ではまず、言語から離れた形でモデリングの本質を理解していただき、その後UMLとJavaのマッピングについても取り上げるように考えております。 本連載では、UMLの表記法を説明するというよりも、モデリングの本質的な目的と意義・効果を通して、必要性を理解していただくことを目標とします。どうぞこれからも初歩のUMLをお楽しみください。 萩本順三 UML(Unified Modeling Lan
[オブジェクト指向モデリング言語 UML] - 情報処理 VOL.40 NO.1, NO.3より - この記事の著作権は情報処理学会にあります. 情報処理学会の許諾なしに勝手にコピーまたはダウンロードすることはできません. INDEX UMLとは UML成立の経緯 UMLの特徴 UMLのドキュメント構成 UMLの言語構造:セマンティクスとメタモデル オブジェクト制約言語OCL UMLのメタモデル UMLにおける記法メカニズム UMLダイアグラム 構造を表すダイアグラム 振る舞いを表すダイアグラム システム要求定義のためのダイアグラム アーキテクチャのためのダイアグラム UML1.3の変更点 関係の整理 ユースケース間の関係 インターフェイスのロリポップ表現 ロールとインターフェース指定子 オブジェクトの状態表示 生成消滅メッセージ<<create>><<destroy>> パラメーター化コ
UML(Unified Modeling Language)とは、オブジェクト指向分析・設計のためのモデリング言語として、従来から使われていた数種類の記述法を統合したものです。UMLを用いて分析・設計を行う事で、すっきりとした道筋で考えを進める事が可能になります。 オブジェクト指向の設計方法論は、1980年代後半から1994年ぐらいにかけて多くの提唱者が現れ、まさに百家争鳴というべき状態でした。代表的なものだけでも次のような方法論がありました。 「オブジェクト指向システム分析」を出版したシュレアー氏とメラー氏の手法 Adaの設計で有名なブーチ氏の手法 General Electric社でランボー氏が開発したOMT(Object Modeling Technique) ユースケースを使い要求分析が得意なヤコブソン氏のOOSE(Object-Oriented Software Engineer
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